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【咲SS】菫相談室 第01話 開室

『菫相談室 第01話 開室』

<あらすじ>
部員数が多い上、チーム制ということもあって
いまいち一体感が薄い白糸台高校麻雀部。
部長である弘世菫は現状を憂い、是正するために相談室を開室する。
しかし、相談室で菫の前に現れたのは…!

<登場人物>
宮永照,弘世菫,大星淡,渋谷尭深,亦野誠子(チーム虎姫,白糸台)

<症状>
照が軽いヤンデレ。尭深が驚きの黒さに。


<その他>
※ギャグです。
※キャラ崩壊が激しいのでご注意

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照「相談室?」

菫「あぁ。うちの部は人数が多すぎて、
  1軍から3軍に分かれているうえに、
  チーム編成まであるだろう?
  これでは一体感を醸成しにくいと思うんだ」

照「一体感ならあの白糸台ロードで
  できてると思うんだけど」

菫「…あれって虎姫への反発を
  煽るだけじゃないのか?
  あそこ通るの地味に苦痛なんだが。
  なんだかはぁはぁ荒い息が
  聞こえる時があるし」

照「あ、それ私」

菫「お前かよ!」

淡「ところにより私!」

菫「お前もかよ!!」

尭深「すいません、私もです」

菫「虎姫は変態の巣窟か!?
  …亦野、お前は違うよな!?」

誠子「はぁはぁはしてませんが、
   時々並んではいますね」

照「亦野に期待したのが間違いだった」

淡「亦野先輩空気読んでよー」

尭深「誠子ちゃん…」

誠子「え、何このバッシングの嵐」

菫「大丈夫だ、亦野。お前は間違ってない。
  間違っているのはあの3バカの方だ」

照「一人だけ並んでなかった
  菫が言えることじゃないでしょ」

菫「ぐっ」

尭深「でも、相談室はいいかもしれませんね。
   そういう機会がないと、
   先輩と話す機会がない子もたくさんいますし」

淡「白糸台ロード並ばないしねー」

菫「え、ていうかアレ、
  本当に私達も並ぶものなのか?
  私達が並んでたら
  通る人誰もいなくなるんだが」

照「でも一体感は半端ない」

菫「『何やってるんだ、私…!』
  みたいな一体感がな…
  まあ、というわけで
  試験運転してみることにする。
  しばらくの間はそっちに
  時間を取られるが許してくれ」

全員「はーい」



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『 ■ 菫相談室 開室のお知らせ ■


  白糸台高校麻雀部の一体感を醸成するために、
  相談室を始めます。
  
  部活に関することであれば、
  相談の内容は問いません。
  悩み事、意見など、気軽に相談してください。
  
  
  ■開室場所:弘世菫個人ルーム
  
  ■開催時間:15:30 〜 16:00(先着順)
     
   ※混み具合により同一人物の
    連続相談は次回に回す場合があります。
   ※室員の予定により休室することがあります。
   ※開室時には部屋の前に開室を示す札を掛けます。

  ■その他
   ・相談者の相談内容は秘密として遵守します。
   ・弘世に相談できない内容は
    本人の希望に応じて
    他虎姫メンバーに伝言します。

                 弘世 菫』


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■ 菫相談室 ■

 ◎-開室中-◎



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菫「ふむ…まぁこんなところだろう。
  しかし、実際問題、
  部員は相談に来てくれるだろうか」


コンコン


菫「お、と言っていたら、初相談者だな。
  うん、帰れ」

 「……」

ガチャ

照「入る前から帰れはひどいでしょ」

菫「そうか、じゃぁ入れ。
  入ったな。よし、相談は終了だ。帰れ」

照「いくらなんでも冷たすぎる」

菫「お前に悩みなんぞないだろう」

照「私にだって悩みくらいはあるよ」

菫「はぁ…そうだとしても、
  お前なら別にここで相談する
  必要はないだろうが…」

照「みんなの前では相談しにくい
  ことっていうのはあるでしょ」

菫「わかったよ…私の負けだ。
  聞いてやるから言ってみろ」

照「私の妻になってほしい」

菫「せめて相談の体を取れ!」

照「菫が恥ずかしがって
  受け入れてくれないのが悩み」

菫「その悩みは
  相談室の範疇を超えている。
  自分で何とかしてくれ。
  具体的には大人しく諦めろ」

照「まぁそういうとは思ったよ…
  でも、菫…一つ忠告をしておくね」

菫「…なんだ」

照「相談者の中には、
  菫に恋愛感情を持っていて、
  告白じみた相談をする人が必ず来る」

菫「はっ…そんな馬鹿な」

照「菫は自分の人気をわかってない。
  今だって、誰から
  この相談室に入るのか、
  2軍以下の部員がみんな、
  血で血を洗う戦争の真っ最中」

菫「白糸台ロードの結束力弱いな!!」

照「だから、その中には
  菫を無理矢理手籠めにしようとする
  人間が絶対にいる」

菫「いや、それはさすがにいないだろ」

照「ここにいる」

菫「……」

照「ここにいる」

菫「…誰か、誰か助けてくれ!!」

照「菫はうかつ。個人ルームは
  防音がきいていて、
  ここで助けを求めても誰にも聞こえない」

菫「くそっ、謀ったな照!!」

照「いや、ここを選んだのは菫だから。
  じゃぁ菫、大人しく私のものになってね…」

菫「…いやだ!部活仲間に
  純潔を散らされる相談室なんて、
  まっぴらだ!」


菫「いやだぁあああ!!!!」


いやだああー

ああー

あー…


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照「さすが、私の愛した菫」

照「まさか、自室に弓があり」

照「一応人間である私を躊躇せず射抜くとは」

照「でも、菫。私は諦めないよ…」

照「菫相談室がある限り、ね…」



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■ 菫相談室 ■

 ◎-開室中-◎

×宮永照の入室を禁ず
×室員に劣情をぶつける行為を禁止します



--------------------------------------------------------



菫「はぁ…昨日は散々な目にあった。
  まぁでも、その後の相談者はまともだったな」

菫「若干血の匂いが染みついている点が
  気にはなったが、まぁ気のせいだろう…
  今日も責任もって相談を…」


コンコン


菫「お、早速来たな。よし、帰れ!」

ガチャッ!!

淡「ひどいよ菫先輩!」

菫「この流れはもう昨日やったんだよ!
  一縷の望みで『虎姫禁止』に
  しなかった私の信頼を返せ!!」

淡「ひどいよ…私には、
  相談する権利もないっていうの…?」

菫「ない」

淡「徹底してる!!」

菫「お前がその程度でしょげるタマか」

淡「確かに!なら逆にわかるよね?
  奥さん、相談を聞いてくれるまで
  絶対に帰りませんよ!」

菫「押し売りか!」

淡「へへへ…奥さん、いいだろ…?
  この黒光りする千点棒」

菫「せめて奥様向けの商品を選べよ。
  というか黒いって、
  それは千点棒としてありなのか?」

淡「まぁ、挨拶はこのくらいにして、
  相談があるのは本当だよ」

菫「毎回こんな挨拶されたらたまらないな…
  まぁ一応聞いてやる…
  ただし妻にはならんぞ」

淡「菫先輩とお話した後にね、
  テルがね、すごい形相で組み伏せてくるの」

菫「…ガチ相談じゃないか」

淡「それでね、テルがね、
 『菫のシャンプーの香りがする』とか言ってね、
  私の身体をなで回すんだよ」

菫「…どうすればいいんだ」

淡「でね、
 『菫の香りを纏っていいのは私だけ』とか言ってね、
  私の服を脱がして」

菫「ストップ!ストップだ!!」

淡「えー、ここからがいいところなのに」

菫「楽しんでるじゃないか!?」

淡「創作だしね!!」

菫「最悪だなお前!?」



--------------------------------------------------------



淡「追い出されちゃったよ」

淡「でも、実際テルの介入なしに
  菫先輩と話せる機会って、
  ここしかないんだよねー」

淡「ほとぼりが冷めたころに
  また来よっと!」



--------------------------------------------------------



■ 菫相談室 ■

 ◎-開室中-◎

×宮永照,大星淡の入室を禁ず
×室員に劣情をぶつける行為を禁止します
×真面目な相談室です。冗談半分での入室は控えること。



--------------------------------------------------------



尭深「……」


尭深「……」


きゅっ、きゅっ


尭深「……」


尭深「ふふっ……」



--------------------------------------------------------



部員「弘世先輩、冷やし中華一つ」


菫「誰だ看板に落書きしたのは!!!」



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■ 菫相談室 ■

 ◎-開室中-◎

×宮永照,大星淡の入室を禁ず
×室員に劣情をぶつける行為を禁止します
×真面目な相談室です。冗談半分での入室は控えること。
○冷やし中華、始めました。 ←始めてない!!
×看板への落書き禁止!!



--------------------------------------------------------


菫「くそっ…昨日も散々だった…
  まさか看板に落書きされるとは…」

菫「というか、相談者も相談者だ!
  なんで全員注文するんだ!」

菫「やってない、っていうと
  露骨に悲しそうな顔をして…
  なんで私が
  罪悪感を感じないといけないんだ!」

菫「だが私は諦めないぞ…
  地道な活動が、白糸台のためになるはずだ。
  ここで私が悪に屈したら、
  それこそ白糸台はダメになる」


コンコン


菫「お、今日は普通に始まりそうだな
  オーラも感じないし…どうぞ」

誠子「失礼します」

菫「……」

誠子「……」

誠子「…あれ、もしかしてここ、虎姫禁止でした?」

菫「…いや、お前は何も悪くない。
  ただ、一言だけ謝罪させてくれ…すまん」

誠子「え、えーと…はい、別にいいですよ?」

菫「よし、まぁ座ってくれ。
  気を取り直して相談に入ろう」

誠子「はい…とはいっても、
   実はここに来たのは相談じゃないんです。
   いや、相談ではあるんですが」

菫「ん?要領を得ないな。どういうことだ?」

誠子「えーと、実は…
   先輩がいない間に、
   例の3人がここを遊び場にする密談を」

菫「…行くぞ亦野。聖戦だ」

誠子「…はい」



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■ 菫相談室 ■

 ×-閉室中-×


○虎姫の悪事に関するご相談もこちらまで



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続く!!
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posted by ぷちどろっぷ at 2014年07月30日 | Comment(1) | TrackBack(0) | 咲-Saki-
この記事へのコメント
ヤンデレの深い心理描写とか表現も好きですが、
ほんとに何回見直しても面白いテンポが良いギャグも好き…
Posted by at 2019年02月25日 13:02
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