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【作品設定紹介】【咲SS】君の背な向け、矢をつがう (照菫)
本ブログのSSは、無駄に長くなるので
記事の中に後書きなどは
入れないようにしています。
とはいえ、作中で全て設定や伏線を
回収しているわけではないので、
細かく知りたいという奇特な方もいるかもしれません。
何より、SSを書いている本人が
続き物の設定を忘れるという
愚挙を犯す可能性があります。
というわけで、作品の記事とは別枠で
そのSSの作品紹介を掲示します。
興味のない人は退散を。
※これだけ読んでも意味不明なので
ぜひ先に本編をお読みいただけると幸いです。
※興味のある奇特な方は、
当ブログ内の検索で【作品設定紹介】で検索すると
まとめて読みやすいと思います。
これを書いてる時点ではまだこの記事しかありませんが。
※かなり詳細に記述しているので
むしろ食傷気味になる方の方が多そうですが、
質問などがあればコメント欄に記述いただければ
そのうち回答するかもしれません。
--------------------------------------------------------
【君の背な向け、矢をつがう 】
※テーマがテーマなので、
設定紹介自体も軽い…
いや、けっこうきついホラーになっている気がします。
苦手な人はブラウザをそっと閉じてください。
このSSは、本ブログの処女作となります。
テーマは、クトゥルフ。
はい…よりによって初っ端から
クトゥルフです。
ヤンデレ・『狂気の』百合SSだし。
<注意!>
「クトゥルフってなんぞ?」という方、
ホラーに耐性があり、かつ興味のある方は
ご自身でご検索ください。
逆に耐性のない方は検索しないでください。
検索したら場合によっては
いきなり画像が出てきます。
内容が内容なので
ここでの詳細説明は控えます。
ひどく大雑把に言うと、
人をはるかに超越する人ならざる存在に、
矮小な人間がうっかり関わってしまった時の
恐怖を描くホラーとなります。
------------------------------------------
SSの中では宮永照が、
「人を超越した存在」として描かれています。
ちなみにこの世界における、
「人を超越した存在」への
反応はこんな感じです。
<完全な一般人>
特に何も感じません。
例の光も見えません。
麻雀で関わらなければ完全に普通の人。
麻雀で関わる人には、
奇妙な上がりを連発する胡散臭い人でしょう。
ちなみに弘世菫は
最初この領域に位置していました。
<ちょっと素質がある人>
存在に本能的な恐怖を感じます。
能力が高いほど感じる恐怖は強くなります。
光が見えるかどうかは素質次第です。
白糸台の部員は比較的この領域の人が多いです。
<目覚めてしまった人>
恐怖を感じるかは人それぞれ。
でも基本的にお互い様であること、
この領域に位置する人は
人として扱われず
だんだん正気を失うため、
大抵の場合は気にならなくなります。
宮永照は生まれた時から
この領域でスタートです。
目覚めた後の弘世菫も
最終的にこの領域に到達します。
まぁこんな具合なので、
白糸台において宮永照は
ほとんど人間扱いされてません。
文字通り「化け物」扱いです。
------------------------------------------
作中で頻繁に出てくる「紫色の光」は
端的にいえば気、念、魔力、オーラです。
ただ、これらの単語を使ってしまうと
一気に親近感を持って馴染んでしまうので、
一般的な表現を避けました。
この世界において、この光に
殺傷能力などは特にありませんが、
恐怖の象徴です。
ただし、「人を超越した存在」の間では
最上の愛情表現でもあります。
最上の威嚇行為でもありますが。
これを全力全開で放てば、
その強さによっては<完全な一般人>でも
視認することが可能です。
宮永照はこれを利用して
弘世菫を強制的に目覚めさせました。
作中で弘世菫はこれをよりによって
宮永照を見つけるための
リード紐扱いしています。
これを平然とたどる弘世菫の姿に
部員たちは恐怖を禁じえなかったでしょう。
作中では明かされていませんが、
白糸台高校麻雀部において
弘世菫が避けられ始めた
最初のきっかけはこのリード紐です。
------------------------------------------
なお、「人を超越した存在」は
大半の人間にとって
恐怖の対象であることに間違いはありません。
とはいえ、強い愛情によって
その間に信頼関係を築くことは可能です。
この辺はクトゥルフの世界とは異なります。
ですが、その信頼関係が築かれたころには、
どちらも「人を超越した存在」になっているでしょう。
宮永照と弘世菫のケースがもろこれにあたります。
基本的には「人を超越した存在」に
関わってはいけないのです。
------------------------------------------
そんな世界で生まれながらに
「人を超越した存在」として生まれた宮永照は、
基本的に人から理解されず、
家族としか交流がありませんでした。
唯一心を許していた宮永咲は、
とある事情により
彼女と離れ離れになってしまいます。
(この事情は執筆時点では
原作でも明らかになっていません)
心の拠り所を失った宮永照は、
新しい友達を見つけようと
白糸台高校麻雀部を訪れますが、
そこに「人を超越した存在」はいませんでした。
悲嘆にくれた宮永照はその探索の場を
インターハイにまで広げますが、
それでも対象の存在は
見つかりませんでした。
というより、「人を超越した存在」は
魑魅魍魎がはびこる麻雀界でも
ごく一部のトッププロにしか存在しません。
インハイごときで相手が
見つかることはなかったのです。
ですが、彼女は<完全な一般人>では
ありながらも、自分に
手を差し伸べてくれる弘世菫と出会います。
弘世菫はその恵まれた容貌と
クールな受け答えから
一見近寄りがたい雰囲気を持っていますが、
なんだかんだ言いながら
付き合いがいい、頼りがいのある人物です。
この頃には宮永照は
自分の境遇を理解していましたし、
かろうじて正気を保ってもいました。
それゆえに彼女は
弘世菫をこの世界に導くことを躊躇します。
ですが、生まれてからずっと
荒んだ世界に生きてきた彼女は、
初めて同類以外で
自分を受け入れてくれる者の存在に
傾倒してしまい、
その後に訪れた根源的な部分で
分かり合うことができない悲しみに
耐えきることはできませんでした。
作中で彼女は狂気に堕ち、
結局は弘世菫を引きずり込んでしまいます。
そして、元々は
<完全な一般人>に過ぎなかった弘世菫は、
事の重大さを正しく理解できず、
気づいた時には後戻りできない状態に
なってしまいました。
そして、最終的に二人は
二人ぼっちになってしまいます。
とはいえ、最終的にはお互いに
狂っているものの、
宮永照と弘世菫はお互いを理解し、
深く、深く愛し合う存在となります。
管理人としては、この結末はこの上ない
ハッピーエンドとして描いたつもりです。
…もっとも、あくまで
クトゥルフ的な世界では、ですが。
記事の中に後書きなどは
入れないようにしています。
とはいえ、作中で全て設定や伏線を
回収しているわけではないので、
細かく知りたいという奇特な方もいるかもしれません。
何より、SSを書いている本人が
続き物の設定を忘れるという
愚挙を犯す可能性があります。
というわけで、作品の記事とは別枠で
そのSSの作品紹介を掲示します。
興味のない人は退散を。
※これだけ読んでも意味不明なので
ぜひ先に本編をお読みいただけると幸いです。
※興味のある奇特な方は、
当ブログ内の検索で【作品設定紹介】で検索すると
まとめて読みやすいと思います。
これを書いてる時点ではまだこの記事しかありませんが。
※かなり詳細に記述しているので
むしろ食傷気味になる方の方が多そうですが、
質問などがあればコメント欄に記述いただければ
そのうち回答するかもしれません。
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【君の背な向け、矢をつがう 】
※テーマがテーマなので、
設定紹介自体も軽い…
いや、けっこうきついホラーになっている気がします。
苦手な人はブラウザをそっと閉じてください。
このSSは、本ブログの処女作となります。
テーマは、クトゥルフ。
はい…よりによって初っ端から
クトゥルフです。
ヤンデレ・『狂気の』百合SSだし。
<注意!>
「クトゥルフってなんぞ?」という方、
ホラーに耐性があり、かつ興味のある方は
ご自身でご検索ください。
逆に耐性のない方は検索しないでください。
検索したら場合によっては
いきなり画像が出てきます。
内容が内容なので
ここでの詳細説明は控えます。
ひどく大雑把に言うと、
人をはるかに超越する人ならざる存在に、
矮小な人間がうっかり関わってしまった時の
恐怖を描くホラーとなります。
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SSの中では宮永照が、
「人を超越した存在」として描かれています。
ちなみにこの世界における、
「人を超越した存在」への
反応はこんな感じです。
<完全な一般人>
特に何も感じません。
例の光も見えません。
麻雀で関わらなければ完全に普通の人。
麻雀で関わる人には、
奇妙な上がりを連発する胡散臭い人でしょう。
ちなみに弘世菫は
最初この領域に位置していました。
<ちょっと素質がある人>
存在に本能的な恐怖を感じます。
能力が高いほど感じる恐怖は強くなります。
光が見えるかどうかは素質次第です。
白糸台の部員は比較的この領域の人が多いです。
<目覚めてしまった人>
恐怖を感じるかは人それぞれ。
でも基本的にお互い様であること、
この領域に位置する人は
人として扱われず
だんだん正気を失うため、
大抵の場合は気にならなくなります。
宮永照は生まれた時から
この領域でスタートです。
目覚めた後の弘世菫も
最終的にこの領域に到達します。
まぁこんな具合なので、
白糸台において宮永照は
ほとんど人間扱いされてません。
文字通り「化け物」扱いです。
------------------------------------------
作中で頻繁に出てくる「紫色の光」は
端的にいえば気、念、魔力、オーラです。
ただ、これらの単語を使ってしまうと
一気に親近感を持って馴染んでしまうので、
一般的な表現を避けました。
この世界において、この光に
殺傷能力などは特にありませんが、
恐怖の象徴です。
ただし、「人を超越した存在」の間では
最上の愛情表現でもあります。
最上の威嚇行為でもありますが。
これを全力全開で放てば、
その強さによっては<完全な一般人>でも
視認することが可能です。
宮永照はこれを利用して
弘世菫を強制的に目覚めさせました。
作中で弘世菫はこれをよりによって
宮永照を見つけるための
リード紐扱いしています。
これを平然とたどる弘世菫の姿に
部員たちは恐怖を禁じえなかったでしょう。
作中では明かされていませんが、
白糸台高校麻雀部において
弘世菫が避けられ始めた
最初のきっかけはこのリード紐です。
------------------------------------------
なお、「人を超越した存在」は
大半の人間にとって
恐怖の対象であることに間違いはありません。
とはいえ、強い愛情によって
その間に信頼関係を築くことは可能です。
この辺はクトゥルフの世界とは異なります。
ですが、その信頼関係が築かれたころには、
どちらも「人を超越した存在」になっているでしょう。
宮永照と弘世菫のケースがもろこれにあたります。
基本的には「人を超越した存在」に
関わってはいけないのです。
------------------------------------------
そんな世界で生まれながらに
「人を超越した存在」として生まれた宮永照は、
基本的に人から理解されず、
家族としか交流がありませんでした。
唯一心を許していた宮永咲は、
とある事情により
彼女と離れ離れになってしまいます。
(この事情は執筆時点では
原作でも明らかになっていません)
心の拠り所を失った宮永照は、
新しい友達を見つけようと
白糸台高校麻雀部を訪れますが、
そこに「人を超越した存在」はいませんでした。
悲嘆にくれた宮永照はその探索の場を
インターハイにまで広げますが、
それでも対象の存在は
見つかりませんでした。
というより、「人を超越した存在」は
魑魅魍魎がはびこる麻雀界でも
ごく一部のトッププロにしか存在しません。
インハイごときで相手が
見つかることはなかったのです。
ですが、彼女は<完全な一般人>では
ありながらも、自分に
手を差し伸べてくれる弘世菫と出会います。
弘世菫はその恵まれた容貌と
クールな受け答えから
一見近寄りがたい雰囲気を持っていますが、
なんだかんだ言いながら
付き合いがいい、頼りがいのある人物です。
この頃には宮永照は
自分の境遇を理解していましたし、
かろうじて正気を保ってもいました。
それゆえに彼女は
弘世菫をこの世界に導くことを躊躇します。
ですが、生まれてからずっと
荒んだ世界に生きてきた彼女は、
初めて同類以外で
自分を受け入れてくれる者の存在に
傾倒してしまい、
その後に訪れた根源的な部分で
分かり合うことができない悲しみに
耐えきることはできませんでした。
作中で彼女は狂気に堕ち、
結局は弘世菫を引きずり込んでしまいます。
そして、元々は
<完全な一般人>に過ぎなかった弘世菫は、
事の重大さを正しく理解できず、
気づいた時には後戻りできない状態に
なってしまいました。
そして、最終的に二人は
二人ぼっちになってしまいます。
とはいえ、最終的にはお互いに
狂っているものの、
宮永照と弘世菫はお互いを理解し、
深く、深く愛し合う存在となります。
管理人としては、この結末はこの上ない
ハッピーエンドとして描いたつもりです。
…もっとも、あくまで
クトゥルフ的な世界では、ですが。
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