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【作品設定紹介】【咲SS:久咲】久「咲の観察日記をつけてみることにしたわ!」【ヤンデレ】

本ブログのSSは、無駄に長くなるので
記事の中に後書きなどは
入れないようにしています。

とはいえ、作中で全ての設定や伏線を
回収しているわけではないので、
細かく知りたいという奇特な方もいるかもしれません。
何より、SSを書いている本人が
続き物の設定を忘れるという
愚挙を犯す可能性があります。

というわけで、作品の記事とは別枠で
そのSSの作品紹介を掲示します。

興味のない人は退散を。

※これだけ読んでも意味不明なので
 ぜひ先に本編をお読みいただけると幸いです。


※ここで紹介している設定はあくまで
 当ブログ作品に関する設定のため、
 原作世界とは全然関係がないのでご注意ください。

※興味のある奇特な方は、
 当ブログ内の検索で【作品設定紹介】で検索すると
 まとめて読みやすいと思います。

※かなり詳細に記述しているので
 むしろ食傷気味になる方の方が多そうですが、
 質問などがあればコメント欄に記述いただければ
 そのうち回答するかもしれません。

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【久「咲の観察日記をつけてみることにしたわ!」 】

テーマは黒久さんと白咲ちゃん。
片方が真っ黒な病気で、片方が健常者で、
それでいて健常者が取り込まれる様を書いたつもりです。

割と毎回久さんが被害者側なので、
このあたりでどん引きされるくらい
狂った久さんを書いてみた次第。

…その割には思ったより狂ってない気がしますが。


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【作中より前の人物設定】
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以下、作中以前の時系列上の人物設定です。
咲原作から勝手に変えちゃってる点が
多分にあります。すいません。

<竹井久>
本作品における中心人物です。
普段はあっけらかんとしており、
明るく社交性のある彼女ですが、
心の奥に重い病気を抱えています。

それは、中学校の時の両親の離婚に起因するもので。
彼女はどちらの親からも引き取りを渋られ、
結果として両親の援助の元
一人暮らしを始めることになります。

元々そこまで経済的に裕福な家庭ではなかったため、
彼女は両親も、私立である風越への進学という未来も
失うことになってしまいました。

それはどちらも彼女にとって致命的な喪失であり、
一度に大切なものを二つも失った彼女を
壊してしまう結果となりました。

このため、作中より前の時点で彼女は
完全に狂気に侵されています。


<宮永咲>
本作品における中心人物その2です。
大人しめですが感情もある、
ごく普通の女子高校生です。

ただし、彼女も過去に起きた事件により
最愛の姉との離別を経験しており、
常に寂しさを感じています。
もっともそれは、病気と称されるほど
致命的なものではありません。


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【作中の解説】
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<染谷まこ>
竹井久が染谷まこと出会います。

元々は社交性が高い竹井久は、
それまでも人に囲まれていましたが、
彼女の中では麻雀は
人生から切り離せないものだったため、
麻雀に関わっていない人間は
最初から「大切な人」となる
対象から除外されています。

このため、染谷まこは竹井久にとって、
中学校時に経験した両親との離別以来、
初めて大切な人になり得るターゲットとなりました。

前述の通り、中学の時に愛していた両親を失った
竹井久は、もう二度と同じ喪失を
味わいたくないと考えていました。

この時点で完全に壊れてしまっている竹井久は、
染谷まこが自分と一生を共にしてくれる存在であるか、
どんな手を使ってでも判断したいと考えるようになります。

結果、竹井久は染谷まこを徹底的に観察することで、
彼女が自分から離れていかないかを
判断することにしました。

その観察方法は、ひたすら対象の人物を見続けて
どんな細かい点でも洗い出し、
その人物の行動特性や、そこから導き出される
性格などを探るものです。

一週間ほど観察を続けた竹井久でしたが、
染谷まこに対しての評価は「不適合」でした。


染谷まこは文句のつけようがない真人間だったのです。
仮に竹井久が自身の病気を打ち明けた場合、
染谷まこはそれを治す方向で動いたでしょう。

それは、ありのままの自分を受け入れてほしいという
竹井久の思いからは大きく逸脱するものであり、
つまりは染谷まこの考え方と竹井久のあり方が一致せず、
竹井久がそれを矯正できない場合は
捨てられる可能性があることになります。

このため、竹井久は染谷まこを諦めました。


<宮永咲>

翌年、竹井久は宮永咲と出会います。
なお、同時期に原村和や片岡優希も入部しています。
竹井久本人が言っているように、
原村和や片岡優希も陥れようとすれば
そこまで難しい相手ではありません。
それでも、彼女が目をつけたのは宮永咲でした。

それは、他の新入生とは違い、
宮永咲には、竹井久好みの点があったためです。

一つは読書好きという共通点。

そして、統計と確率による
支配から解放された麻雀の打ち方。

何より、過ちを犯した人間をそれでも
受け入れてくれるような雰囲気を、
宮永咲は持っていました。

無論、最後の雰囲気はあくまで
竹井久の印象にすぎませんが、
竹井久はそれに賭けてみようと思ったのです。

ちなみにこの竹井久の感覚はあたっており、
宮永咲は過去に自分が罪を犯してしまった経験があるために
他人の罪に対して比較的寛容です。

こうして、竹井久の2回目の観察は、
宮永咲に焦点を当てることになります。




なお、作中ではただぼーっと見るだけの彼女でしたが、
実際には部室には監視カメラを仕掛けており、
観察中の一部始終は盗撮されています。

久「じゃぁ、私は準備があるから、
  今日は帰るわ。後はよろしくね!」

これは言うまでもなく、竹井久が監視用の機材を
設置するための準備です。

なお、この観察に対して宮永咲は
それほど警戒心を持っていませんでした。

隠していた秘密を無理矢理暴かれるのであれば問題ですが、
直接接している中で特性を見破られるということであれば、
それは単に洞察力が優れているというだけの話です。

宮永咲は、単純に竹井久の洞察力が
自分にどれほどの驚きを与えてくれるのか
楽しみにしていました。

例えばそれは、武術の達人が瓦を何枚割れるのか、
ということを興味本位に眺める
観客のような気分だったでしょう。




一日目が終了した段階で、
彼女は観察した結果を書き出して宮永咲に公開します。
それは非常に細かい内容ではありましたが、
ごく一般的な観察内容に留まっていました。

ただし、実際には竹井久はもっと異常なレベルでの
観察を行っており、かつ部活中の観察が終わった後は、
監視カメラの映像での分析を続けていました。

彼女の観察日記は表と裏があり、
宮永咲に公開した部分は、
表部分の、見せても大丈夫だろうと
判断したものしか記載していなかったのです。

初回の内容は、どの程度のレベルで宮永咲が
引くのかを測るための軽いジャブだったと言えるでしょう。

この時点でも、宮永咲は竹井久に
そこまでの恐怖は感じていません。
前述の通り、竹井久の観察は普通ではありませんが、
だからと言ってそこから導き出される結論は、
人間観察の域を超えていなかったからです。




二日目の観察日記で、竹井久が公開した日記では、
宮永咲の寂しがりやな点と、
家族との確執に焦点が当てられていました。

それは的確に宮永咲の内面を捉えており、
宮永咲はその正確さにいくばくかの恐怖を覚えます。


咲「部長って…何か特殊な教育でも受けてるんですか?」


の通り宮永咲は、竹井久が
特別なスキルを持っていることを疑います。

ここで、竹井久はそんなことはないと断じていますが、
実際にはこれはブラフ(嘘)です。


彼女は染谷まこの観察を始めて以来、
徹底的に人間観察を勉強しており、
独学ながらそれなりの技術を身に着けていたのです。

そこには、眼球移動や筋肉の動きといった、
ノンバーバル(非言語)コミュニケーションからも
特性を導き出す技術が含まれてしました。

さらに言えば、彼女はこの観察日記を読んでいる時の
宮永咲の反応も観察の対象に含めています。

例えば、この時点で彼女は宮永咲の過去に
家族との確執があることを判断しきれていませんでしたが、
あえてそこをぼかして記述して、
その部分を読んだ時の宮永咲の反応を確認しています。

結果、明らかに狼狽した宮永咲の反応から、
この時点で竹井久は家庭環境に問題があると確信します。




なお、この時竹井久は宮永咲に
自身の病気のことを打ち明けています。


咲(…しかも染谷先輩は、
  部長の病気のこと、知らないんだよね…
  何で部長は、私には話したんだろう…)


この答えは単純で、この時点ですでに竹井久は
宮永咲のことを「見込みあり」と判断したためです。
このため、より深い情報を得るために、
自身の病気の話を打ち明けることで
宮永咲を掘り下げていく判断材料としたのです。


この病気に対する宮永咲の反応は、
非常にわかりやすいものでした。

特に、家族との別離にただならぬ反応を示したことで、
竹井久は宮永咲の家庭環境の問題に、
自分と同様に愛する家族との別離が
含まれていると確信しました。

そして、それが原因で、極度の寂しがり屋であること、
それでいて、一度喪失を経験したことから、
深く人と関わることに恐怖を
抱いていることも理解します。


この時点で、竹井久は完全に
宮永咲に惹きこまれてしまいます。

このため、彼女の観察日記の内容はこのあたりから変化を始めます。
彼女をよく知るための観察から、
彼女をいかに心理的に追い詰めるかを目的とした観察となります。




四日目にして、竹井久はこれまでの観察日記の方針を一転し、
通常通り振る舞うことを宣言します。
これは、彼女自身が言ったように、
同じ観察を続けても得られる情報が少なくなるのも
もちろんですが、この時点で彼女が
ただの観察を必要としなくなったことが一番の要因です。

アメとムチ。

竹井久は、すでに宮永咲の「家族との別離」というムチを
手に入れています。後は、アメとして効果的な部分は
どこかを判断するための実験が必要です。
そのため、彼女はこの日
いろいろな行動を宮永咲に取りました。


例えばそれは、膝枕であったり。
抱きしめてみたり、頭を撫でてみたり。
単にくっつくにしても、
後ろからくっつく、前からくっつく、
立って抱きしめる、座って充電するなど、
その行動は多岐にわたりました。

さらに、その行動を突然やめられた時の
結果についても調査しています。

竹井久が特に注目したのは、
頭を撫でていた時に、
突然それをやめてしまった時の反応です。

前日あれほど恐怖していたのに、
あまやかされたら素直に甘えてしまう点。

そして、それをやめられた時、
愕然とし、行為が再開されることを求めて
すがるような目を向け、結果再開されないことを悟ると、
ひどく落ち込んで目を伏せる点。

これらから竹井久は、宮永咲が愛に飢えており、
それは恐怖を強く上回る願望であることを知ります。


ここで、アメとムチの両方を手に入れた竹井久は、
あえて「咲には病気をうつせそう」と
恐怖を募らせることにしました。

結果、宮永咲は強いストレスを感じ、
次の日学校を休んでしまいます。




観察五日目。
宮永咲は学校を休みました。

これは、竹井久に恐怖を覚えて、
もう観察されたくないという気持ちからくるものです。

しかしながら、それ以上に宮永咲を混乱させたのは、
そんな中にあって、自分の竹井久に対する強い願望を
拭い去ることができなかったことです。

実はこの時点で、宮永咲は竹井久の
術中にはまっていました。
いわゆるストックホルム症候群や
吊り橋効果と呼ばれるものです。

竹井久がこれを用いた理由には、
二日目にあったホラーに関する会話と自分との応対から、
宮永咲に怖いもの見たさの傾向があると認識していたためです。

実は宮永咲には、非日常的かつ
逃れられない恐怖に晒されることで、
思考を停止し自分をその境遇に投影することで
興奮を覚える傾向があります。
それを竹井久は前述の経験から見抜いていました。


そのため、三日目、四日目において、
竹井久は宮永咲に恐怖と安らぎを交互に与えていました。
そして、それは彼女の心を
確実にとらえていたのです。

核心を突かれ、恐怖を与えられ、思考を狂わされ、
それでいて求めていたものを期待以上に与えられた宮永咲は、
この時点で冷静な判断ができないほど脳裏を
引っかき回されていました。

宮永咲が、最愛の家族との別離を経験しているのも事実です。
また、それにより愛情に強く飢えていることも、
喪失に対する恐怖を感じていることも事実です。

そして、それらを竹井久が
埋めてくれるであろうことも事実なのです。

それでも、「部長は病気である」ということ、
「それを受け入れたら自分も病気である」という
一般道徳的な観念から、彼女は
なんとか竹井久を拒絶しようとあがいていたのです。


しかし、そんな時に竹井久が家に現れます。


久「私が、あなたを病気にしてあげる」


この言葉の通り、竹井久は宮永咲にとどめを刺しにきたのです。
この時点で、竹井久はすでに
宮永咲が堕ちる寸前であることを確信しています。

なぜなら、扉を開けて竹井久の姿を確認した宮永咲の表情には、
あふれんばかりの恐怖の中に、
隠しきれない期待もありありと含まれていたからです。


そんなわけで、すでにこの時点で竹井久にとっては、
物語はエピローグのようなものでした。

そもそも前述の通り、宮永咲が竹井久を拒んでいる理由は、
「社会道徳」の一点にすぎず、それさえ諦めてしまえば、
宮永咲にとって何一つデメリットがない話なのです。
そして、無意識のうちに宮永咲もそれを望んでいるのですから、
後はどうやって料理するか、というだけの話です。


竹井久はゲームを持ち出し、その中で宮永咲に対して
洗脳めいた問いかけをしていますが、
これはその「料理」の部分にすぎません。


「咲はこうやって塗り替えられちゃうの好きだろうなー」


くらいの遊び心です。

元々まともな思考力を削られていたこともあり、
そもそも本心では堕ちたいと考えていた上に、
この洗脳ごっこがぴたりとハマッた宮永咲は、
ゲームが始まってから大した時間もたたないうちに、
自ら竹井久にすり寄ってしまいます。


そして、その後竹井久がいきなり拒絶したことにより、
彼女は完全に破壊されてしまいました。




それから一週間は作中では記載されていませんが、
もう完全に監禁調教ごっこに入ります。

一端壊された上に、元々竹井久を望んでいた宮永咲は、
スポンジのごとく竹井久の狂気を吸収していきます。




一週間経って学校に戻ってきた宮永咲は、
もう精神的に完全に竹井久に依存してしまっていました。
それは、竹井久よりも重症なものでした。

竹井久に強く依存した宮永咲は、
いつか竹井久が自分の元を
去ってしまうのではないかという恐怖に怯えています。

その恐怖から、竹井久が自分以外の人物に興味を抱くことに
強い拒否感を示すようになっています。

このため、意識のない間に竹井久がいなくなってしまわないように、
宮永咲は自分と竹井久を物理的に縛ることを
要求するようになりました。




こうして、壊れてしまった宮永咲ですが、
結果からしてみれば、一度は喪失した愛情と家族と取り戻し、
かつその相手は絶対に去って行かないという
幸せをつかむことができました。
そしてそれは竹井久も同様です。


これからも、二人は互いに重い愛情を余すことなく
相手に与えながら生きていくのでしょう。
よって、この物語はハッピーエンドなのです。


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posted by ぷちどろっぷ at 2014年09月01日 | Comment(5) | TrackBack(0) | 咲-Saki-
この記事へのコメント
監禁調教ごっこ編はどこですか!?笑
Posted by at 2014年09月01日 21:13
下地が凄くしっかりしてる。
こりゃあ監禁調教ごっこも構想済みでしょうなぁ(ゲス顔)
Posted by at 2014年09月02日 06:42
私も強く希望するよ。監禁調教編というものを…。
Posted by at 2014年09月02日 08:27
このssいい感じに病んでて良かった
Posted by at 2014年09月03日 03:09
コメントありがとうございます!

監禁調教編の人気に嫉妬(笑)。

とはいえ、このブログは全年齢対象なのと、
すでに本編の時点で咲は堕ちているので
あまり面白くならないのです。
というわけで、そのうち別のお話で
監禁調教を書くことにします。

>病みっぷり
この話はけっこう病み度をアップしたと思ったので
引かれないでよかったです!

Posted by ぷちどろっぷ(管理人) at 2014年09月07日 16:09
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