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【日記】小ネタ含む近況報告20141006【咲SS風味】
日記および近況報告です。
チーム虎姫その他がしゃべってますが
結局は管理人の日記なのでそういうのが
好きじゃない人は華麗にスルーしてあげてください。
淡「でもうちのブログの近況や
今後の方針とかもいっぱい載ってるよ!
読んでおくと得するかも、かも!」
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「怜、今救急車来るからな!?もう少しの辛抱やで!?」
「うわわ…大げさ…大げさー…」
あの日、私がほんの少し席を外した間に、
怜が床に倒れこんでいた。
なんてことのないように、怜は軽口を叩くけど。
その顔色は蒼白で、目は虚ろになっていて。
相当我慢していたことがうかがえた。
程なくしてやってきた救急車に、
怜は担ぎ込まれる。
隊員の人があれこれ怜に話しかけるけど…
もう喋る力もないのか、
怜は弱々しげに首を振ることで
意思を伝えていた。
私は、自分の不甲斐なさに歯噛みする。
私が、もっと早く気づいていれば…
怜が、無理していることに気づいていれば…
やがて、怜は意識を失った。
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苦しい。痛い、気持ち悪い。
意識が朦朧となる。
涙で霞む視界の中で見えたのは、
同じく涙を流した竜華の顔。
− ああ、また心配をかけてしまった −
胸が、きしむように痛む。
私は、後何回こうやって、
竜華を苦しめなければいけないんだろう。
いっそ、いっそのこと、もう。
私なんて、いなくなってしまったら。
そしたら、竜華を私から解放できるのに。
薄れゆく意識の中、
私はそう願わずにはいられなかった。
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気づいたら私は、病院のベッドに寝かされていた。
それは、すっかり見覚えのある景色。
(ああ、またここに、
戻ってきてしまったんか…)
沈む気持ち。それでいて、どこか安堵。
結局、私はここでしか生きられないのかもしれない。
「んっ…とき…」
傍らから聞こえた声の方に目を向けると、
そこには眠る竜華の姿があった。
きっと、付き添っていてくれたんだろう。
目には、涙の跡がくっきり残っている。
それを見て、深い後悔の念に苛まれる。
ああ、また生き延びてしまった。
また、竜華を解放できなかった。
熱いものがこみあげてきて、
私の頬を濡らす。
涙が、涙が止まらない。
また、竜華を傷つけた。
きっと、これからも竜華を傷つける。
でも、それでも私は…
竜華に縋りつくのをやめられない。
自らの意志では、竜華を解放できない。
苦しそうに眠る竜華。
私は、手を伸ばすこともできない。
だから、心の中で謝った。
ごめんな…
生き残ってしまって、ごめんな…
私には、謝ることしかできなかった。
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というわけで、管理人が入院しました。
救急車って、どのレベルで呼んでいいのか迷いますね…
管理人の判断基準は、自分で動けなくなって、
会話ができなくなるちょっと前。
担架で運ばれていく時、怜は
「うわわ、大げさ大げさー」
とか言ってましたがまさにそんな感じ。
個人的には「死ぬほどじゃないなー」とは思うけど、
周りからはきっとそうは見えないんでしょうね。
個人的に、あのシーンは涙なしには読めません。
自分の苦痛もそうだけど、
周りに与える心労が何より痛い。
生きるんて、つらいなぁ。
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どうか!どうかお大事に!!
あと、若くして真理に到達したな!
早く元気になってまたあまりすこやかじゃないSSを書いてください!!
お大事に。復活まってます。
別記事で書きましたが、とりあえずは
問題なく生きております。
心配してくださってありがとうございました。
入院中にリクエストはほぼ終わらせたので
まったりと更新していきますよー。
ネットに繋ぐ手間とかで更新は
若干遅くなりますが。