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【咲-Saki-SS:憧穏】穏乃「え!?これも変態行為なんですかっ!?」【ギャグ】

<あらすじ>
その純真無垢さゆえに憧に騙されて
いいように躾けられるシズ。

穏乃「え!?これも!?」
灼「変態だと思…」


<登場人物>
高鴨穏乃,新子憧,鷺森灼,松実玄,松実宥

<症状>
・あまあま
・変態
・ヤンデレ(かわいい)

<その他>
・Twitterでつぶやいたネタをちょっと盛り付け。
 超小ネタ。

--------------------------------------------------------



穏乃「おはようございまーす!!」

玄「おはよー」

灼「おはよ…」

宥「おはよう…」

穏乃「憧のやつ、今日はちょっと
   遅れてくるらしいです。
   さっきメールで連絡が来ました」

灼「了解。じゃぁ、この四人で打とうか」

穏乃・玄・宥
 「はーい」


……


玄「あ、穏乃ちゃんそれロン!12000」

穏乃「うー、はい」

灼「穏乃、調子悪…」

玄「最近すっごくツいてたのにねー」

宥「もしかして、どこか具合悪いの…?」

穏乃「んー、そういうわけじゃないんですけど」

穏乃「やっぱり、今日はまだ憧を
   ペロペロしてないからじゃないですかね!」

灼・玄・宥
 「!?」

穏乃「あー、憧早く来ないかなー。
   ペロペロさせろー!」

宥「…え、ええと…穏乃ちゃん?」

灼「いつの間に、そんな関係に…?」

穏乃「え?友達って、朝一番に会ったら
   お互いにペロペロするものなんですよね?」

灼・玄・宥
 「!?」

穏乃「あ!?で、でも別にみんなを
   友達と思ってないとかじゃなくてっ!
   ペロる人は一番最初に決めた人限定だしっ!!」

灼「…も、問題はそこじゃな…」

玄「それ、誰から聞いたの?」

穏乃「憧ですけど。ペロるのとペロらないのでは
   明らかに雀力が違うからって」

穏乃「親しい友達がいるなら
   やって当然って言ってましたよ?」

灼「……」

玄「……」

宥「……」

灼「…ちょっと、作戦会議」

穏乃「なんの?」


玄『…どう思う?』ひそひそ

灼『憧に騙されてるに1票』ひそひそ

宥『私も、そう思うかな…』ひそひそ

玄『満場一致だね。どうしよう?』ひそひそ

灼『やってることの内容によると思…』ひそひそ

宥『う、うん…キスとかそれ以上だと、
  穏乃ちゃんがかわいそう…』ひそひそ

玄『そうだね!穏乃ちゃんの目を
  覚まさせてあげよう!』ひそひそ

灼『…覚ますべきは憧だと思うけど…了解』ひそひそ


灼「作戦会議終了」

穏乃「?」

灼「穏乃。その、憧に教えられた
  ルールって他にもあるの?」

穏乃「いっぱいありますよ?」

玄「ああああ…いっぱい……!」

灼「…じゃあ、それら一連の行為が
  実は変態行為だっていう事には気づいてる?」

穏乃「…へ?」

玄「さっき言ってたペロペロとか、
  街中でやったら捕まるよ?」

穏乃「えぇ!?で、でも憧が言ってたんですよ!?」

玄「憧ちゃんが言ったから何なの!?」

灼「穏乃は憧のことを盲信しすぎ」

宥「…他にはどんなルールがあるの?」


穏乃「ええと…じゃあ、帰ってきたら
   脇をペロペロするとかは?」


灼「変態だと思…」

玄「そ、そもそも、なんでそんなとこ舐めるの!?」

宥「わ、私だったら泣いちゃうよ…?」


穏乃「えーと…密着して汗のにおいを嗅ぐのは?」


灼「完全にアウトだと思…」

玄「だからなんでそんなの嗅ぐの!?」

穏乃「憧、すっごくいいにおいするんですよ!?
   嗅いでるとクラクラして
   身体が熱くなって健康になるんです!」

玄「だ、駄目だよ…もうかなり
  躾けられちゃってる…!」

宥「…き、危険だね…」


穏乃「じゃ、じゃぁ…1日1回二人でベッドに入って
   裸で抱きあってすりすりするのも…!?」


灼「論外だと思…」


穏乃「憧ぉおおおおおおっ!!?」



灼「教える憧もどうかと思うけど、
  信じる穏乃もどうかと思…」

玄「でも、まだ今の内でよかったよ」

宥「そうだね…まだ、最後の一線は越えてないみt」


穏乃「で、でも!気持ちいいんですよ!?」


灼・玄・宥
 「!?」


玄「……」

宥「……」

灼「……何が?」

穏乃「憧とキスすると、頭がぼーっとなって、
   すっごく気持ちいいですし!」

穏乃「さっきのすりすりとかも、
   こう、『ここ』が
   すごい熱くなってむずむずして」

穏乃「で、そうなった後で憧に舐めてもらうt」

玄「す、ストップ!ストップ穏乃ちゃん!!」

灼「し、穏乃…もしかして、
  もう最後までしちゃったの?」

穏乃「最後?最後って何がですか?」

宥「え、ええと…保険体育で習ったよね?」

穏乃「寝てました!」

玄「あぁあああ…!」

灼「かわいそうに…保健体育を
  真面目に受けなかったばっかりに
  憧に散らされるとは」

宥「…穏乃ちゃん。ここに載ってる行為、
  どれかしたことある?」教科書

穏乃「えーと…これとこれとこれと…
   あー、全部ですね!」

玄「全部!?」

灼「手遅れか」

宥「し、穏乃ちゃん…?こういうのはね?
  一番好きな人とああこの説明だとわからないよね?」

穏乃「あ、ここに書いてありますよ!
   『好きな人とする大切な行為』だって!
   憧の言ってた通りだ!」

灼「…穏乃。ここも見て。これは、
  大人になってからする行為。
  友達じゃなくて恋人がやるもの」

穏乃「ほ、ホントだ!?どうしよう!?
   恋人はともかく大人って言うのは破っちゃってる!」

玄(恋人はともかくなんだ)

灼「今からでも遅くはな…
  自粛するべきだと思…」

穏乃「で、でも…もう
   何十回もしちゃってるし…」

穏乃「癖になっちゃってるから
   今更やめられないですよ!!」

玄「な…何十回も…!」


バタンッ


憧「おっはよー」

穏乃「あ、憧遅い!早くペロらせてよ!!」

憧「ごめんごめん。もうすぐお正月だから
  うちの手伝いがねー
  
憧「はい、どうぞ」

穏乃「いっただっきまーす!!」


ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ
ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ
ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ
ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ


玄「長いよ!?」

灼「…わ、私達の前なのに、まったく躊躇せず…」

宥「ぅ、ぅわー…ぅわー……////」


ちゅぱっ…


憧「はぁ…はぁ…シズ、盛りすぎ」

穏乃「だ、だってお預けだったし」

穏乃「……え、えと」むず

穏乃「憧…アレ、したくなって
   きちゃったんだけど…」むずむず

憧「…保健室行きましょっか」

憧「というわけで、シズの具合が悪いみたいだから
  保健室行ってくるわ」

玄「……」

宥「……」

灼「……」

灼「……ごゆっくり」

玄「止めないの!?」

灼「今更一回二回止めても変わらな…」

灼「というか、今の二人の間に割り込むのがこわ…」

玄「あー……」

宥「し、穏乃ちゃん…猛獣みたいな目してる…」



--------------------------------------------------------







……2時間後。







--------------------------------------------------------




憧「おまたせー」

穏乃「おまたせしました!」

玄「長すぎだよ!!」

灼「盛りすぎ…」

灼「……」

灼「憧。憧の悪行は全部穏乃から聞いた」

灼「…何か、申し開きは?」

憧「ん?別にないけど」

憧「私がシズに教えたことは、純然たる変態行為」

憧「でも…そこには、愛がある!」

憧「その愛を、シズが受け入れている以上
  問題ないでしょ?」

玄「むむむむ…確かに…!!」

灼「いやいや、そんなわけな…」

宥「…その理屈で行くと、何も知らない人に
  麻薬を無理矢理打っても
  受け入れられたからOK、
  ってことになっちゃうよ?」

憧「あはは、麻薬か。さすが宥ねぇ。
  うまい例え方するわ」

憧「そ。私の教えたことはシズにとって麻薬。
  だったら、逆にわかるでしょ?」

憧「今さら何を言ったところで、
  シズは私から離れられないって」

憧「シズだって、絶対やめたくないでしょ?」

穏乃「う、うん…やめるの無理だよ」

宥「で、でも…不健全だy」


憧「はいストップ」


憧「そういう一般常識とか体裁とかは結構。
  逸脱してるのはちゃんと認識してるしね」

憧「それよりさ。みんなも想像してみたら?」

灼・玄・宥
 「…想像?」

憧「そ。ちょっとルールを外れたとしても。
  好きな人と結ばれて
  ハッピーエンドになれるとしたら」

憧「三人なら、どっちを選ぶ?」


憧「なんなら…『落とす』の、
  手伝ってあげるけど?」


灼・玄・宥
 「!?」

憧「ん〜、もしかして気づかれてないと思ってた?」

灼(…ハルちゃん…)

玄(…おもちの人…)

宥(…私を射殺しようとした人…)

灼「……」

玄「……」

宥「……」


灼「わかった。もう問い詰めな…
  その代わり、相談に乗ってほし…」


玄「あっ、灼ちゃんズルい!!
  私だって相談に乗ってほしいよ!!」

宥「…わ、わたしは…!でも…こんなの…!!」

憧「…あー」

憧「『あの人』と、偶然サウナで二人っきりになれる
  計画を書いた紙があるんだけどなー」

憧「あったかーくなれるんだけどなー」

憧「ま、ニーズもなさそうだし捨てちゃおっかな?」


宥「…最終的にハッピーエンドならいいんじゃないかな」

憧「まいどあり」


穏乃「えーと、結局どういうこと?」

憧「ま、愛があればなんでもオッケーって事よ」


憧「アンタは、今まで通り私に溺れてなさい」

穏乃「りょーかい!」ぱぁっ



(完)
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posted by ぷちどろっぷ at 2014年12月27日 | Comment(8) | TrackBack(0) | 咲-Saki-
この記事へのコメント
玄だけ該当する人多すぎだろww
前の憧穏ss見てても思ったけど、愛情的な想いが、最初は憧→穏のが強いけど、憧の作戦により結ばれるようになってからは、穏→憧のが強くなり逆転すると、ニヤニヤのしすぎで頬筋がやられるということがわかりました。
Posted by オリ at 2014年12月27日 15:29
玄ちゃんェ…
Posted by at 2014年12月27日 15:50
クロチャー・・・霞さんじゅうななさいと小蒔どちらを選ぶっ!?
Posted by at 2014年12月27日 18:02
菫さん名前覚えられてない……射殺とか言ってるのに惚れてるあたり宥姉も特殊な性癖が……?
Posted by at 2014年12月27日 19:17
すごく良かったです。
本当は穏乃は全て分かってたみたいなオチがあればなお。
宥菫で続編が欲しい。
菫さんの名前はアコだけが知ってそう。
Posted by ホーネット at 2014年12月27日 19:55
皆に説明されて驚いている純粋な穏乃可愛いなー、とニヤけたところにあの画像。すばら。

クロチャーは決勝対戦相手のおもち分のなさに絶望すればいいですのだ
Posted by 130 at 2014年12月27日 22:10
射殺しようとした人で笑った
Posted by at 2014年12月28日 03:09
コメントありがとうございます!

逆転>
憧「実際ヤンデレた場合、周りを見ない分
  シズの方が厄介だと思うのよね」
穏乃「それだけ愛情が深いんだからいいじゃん」

玄>
玄「霞さん、小蒔さん、黒糖の子、お茶の人、
  サッカーの人、爆発する人、シロい人…」
宥「せ、せめて三人くらいに絞ろ?」
霞「後3番目のコメントの人は後で
  校舎裏に来てくださいな」

菫さん名前>
宥「お、覚えてるよ!?広瀬さんだよね」
憧「漢字」

穏乃は全て分かってた>
穏乃「いや、わかってたらさすがに隠すよ?」
憧「むしろわからないのがおかしいけどね」

おもち分>
玄「小さくてもおもちはおもちですのだ」
照「じゃあ私と菫どっちがいい?」
玄「大は小をかねますのだ」

射殺>
憧「宥ねえ性癖異常すぎでしょ」
宥「べ、別に殺されたいわけじゃないよ?」
憧「じゃあ弓ありの弘世さんとなしの弘世さん
  どっちがいい?」
宥「弓を持ってない弘世さんは
  弘世さんじゃないよ?」
Posted by ぷちどろっぷ(管理人) at 2014年12月29日 23:12
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