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【咲-Saki-SS】菫相談室 第06話 『電波』

<あらすじ>
照「菫相談室、まさかのラジオ進出」

淡「これで、遠方から来られない人たちも
  カバーできるね!」

菫「これ以上面倒事を増やさないでくれないか!?」

<バックナンバー>
量が多すぎるので以下にまとめてあります。

【設定紹介】本ブログで出てくる人たちとか用語とか【咲SS風味】
※記事の末尾をご覧ください。


<登場人物>
弘世菫,宮永照,大星淡,竹井久,宮永咲,池田華菜,小瀬川白望,姉帯豊音

<症状>
※照が軽いヤンデレ

<その他>
※ギャグです。


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淡「みなさんこんばんは!
  私たちのことは知ってるかな?
  知ってるよね!」

照「かつてこーこスタジオを騒動の渦に巻き込み、
  Weekly麻雀TODAYを賑わせたあの女が、
  ついに公共電波に殴り込みをかけt」

菫「菫相談室ラジオ分室、粛々と開室だ」

照「…菫、ノリ悪い」

淡「パーソナリティーにあるまじき
  超ローテンションだよ!」

菫「うるさい!私は一介の女子高生なんだよ!
  しかもこれからやるのは悩み相談だ!」

菫「芸人じゃあるまいし、無理して
  盛り上げる必要なんかないんだよ!
  くそっ!」

照「あの、菫さん?これ一応全国ネットだから、
  あまり白糸台の品位を損ねるような発言は
  慎んでいただけるかしら?」

淡「まったく菫先輩は言葉遣いがなってませんわ!」

菫「だからうるさい!お前たちこそ
  その取ってつけたような
  上流階級口調をやめろ!」



--------------------------------------------------------



菫『だからうるさい!お前たちこそ
  その取ってつけたような
  上流階級口調をやめろ!』


咲「…お姉ちゃんたち、
  なんでいきなりラジオ進出してるの?」

久(簀巻き)
 「嘆願があったみたいよ?菫相談室に行きたいけど
  もう予約が半年先まで入ってて、
  順番が来た時には菫が卒業しちゃうとか」

久(簀巻き)
 「そもそも、地方に居るから
  東京まで行くお金がないとか」

久(簀巻き)
 「そんな嘆きの声を拾った福与アナが、
  白糸台高校にかけあってこうなったらしいわ」

咲「へぇ…菫さんも災難ですね。
  菫相談室だけでも大変なのに」



--------------------------------------------------------



照「今回は初回だから、菫ラジオの概要から説明する」

淡「この番組は主に2つのパートに分かれてます!
  前半はお便りコーナー!」

菫「これは、ハガキで寄せられた相談に対して、
  私たちがコメントする形で回答する」

菫「双方向性がないのが難点だが、匿名性も高い。
  ゆえに気軽に相談できるのが利点だな」

照「後半は電話コーナー。届けられた相談の内、
  電話希望にチェックがついているお便りの相手に
  菫が直接電話する」

淡「本人バレしちゃうかもしれないけど、
  その場で相談に乗ってもらえるから
  深い相談をするならこっちだね!」

照「まあ、どっちの手段を使っても
  どうせ解決しないから、
  単に好みで選んでほしい」

菫「始める前から相談室の存在意義を否定するな!」

淡「では、さっそく参りましょー!
  栄えある第一号は…君に決めた!!」ガサガサ

淡「岩手県、ラジオネーム
  『白望山』さんの相談だよ!」

淡「えーと、なになに?」


------------------------------------------------
ダルいことになった 助け
------------------------------------------------


淡「……」

照「……」

菫「……」

菫「淡…せめて最初の便りくらい
  コメントしやすい奴を選んでくれないか?
  いきなり心が折れそうなんだが」

淡「いやいやそう言われても。
  相談内容をえり好みしちゃ駄目だよー」

照「淡の言う通り。私たちの力で、
  何とか白望山さんを助けてあげよう」

菫「…これ、ラジオで相談するような内容か?
  なんか、監禁された女子高生が
  なんとか監視の目をかいくぐって、
  一縷の望みに賭けて
  手紙を放ったような印象を受けるんだが」

菫「…とりあえず、警察には
  このハガキが投函されたポスト周辺で
  行方不明者が出ていないか確認を求めたい」

照「菫の妄想力はたくましいね」

淡「そんな状況なら菫ラジオじゃなくて
  直接警察に連絡しようよ」

菫「ヤンデレに囲まれてる身としては
  他人事じゃないんだよ!」

淡「というわけで警察さんよろしくねー」


ガサガサ


淡「次!お便り第二号は、大阪のラジオネーム
  『高一最強?』さんの相談だよ!」

淡「どれどれ?」

淡「あっ…」

淡「これは、菫先輩が読んだ方が
  いいんじゃないかな!」

菫「…?まあかまわないが」


------------------------------------------------
宮永照さん、大星淡、シャープシューター(笑)、
こんばんは。

早速ですが相談です。
私は、インターハイでシャープシューター(笑)
などと恥ずかしい二つ名を名乗る選手に
散々狙い撃ちされてしまいました。

おかげで今では彼女の映像を見るだけで
胸の鼓動が激しくなって夜も眠れません。
これは、恋でしょうか。一言謝れ。
------------------------------------------------


菫「……」

淡「シャープシューター(笑)」

照「麻雀を打つだけで一人の女性を落とすとか、
  さすがシャープシューター」

淡「というわけで菫先輩、
  相談に乗ってあげてください!」

菫「あー、すまない二条泉。
  一回じゃ足りないか?ならもう一回謝ろう。
  すまなかった二条泉。これでいいか?」

照「菫、最初の説明で
  匿名性がどうとか言ってなかった?」

菫「いや、だってこれ普通に特定可能じゃないか。
  むしろバラしてくれって言ってるようなもんだろ」

菫「ちなみに君が抱いている感情は恋ではない。
  純然たる恐怖だ。
  だから安心して震えながら眠るといい」

淡「そこは社交辞令でも慰めてあげようよ」

菫「うるさい!ここは真面目な相談室だ!
  ネタ相談は冷たくあしらうくらいで
  ちょうどいいんだよ!次行くぞ!」

照「…では、次は私が」


ガサガサ


照「奈良県、ラジオネーム
  『憧大好き!』さんからのお便り」

菫「それ、どうせろくな内容じゃないから
  読むのやめないか?」


------------------------------------------------
弘世さん、宮永さん、大星さんこんばんは!
ラーメン美味しかったです!
また食べさせてください!
------------------------------------------------


菫「メールでいいだろう!?
  なんでわざわざここに送ってくるんだ!!」

照「このハガキは山の深いところにあった。
  さすが深山幽谷の化身」

菫「今そういうオカルトはどうでもいいんだよ!!
  わざわざこんなハガキ探り当てるな!」

淡「ちなみに現在白糸台高校では
  ≪菫先輩に冷やし中華を作ってほしい連盟≫が
  署名を集めてます!賛同してくれる方は
  ぜひ菫ラジオまで署名して送ってください!」

菫「冷やし中華のことはもう忘れろ!!」

菫「次!!」


ガサガサ


照「…また奈良県、ラジオネーm」

照「……」


ビリビリッ!!


菫「おぃぃぃいいい!!?
  なんでいきなり破るんだよ!?」

照「読む必要のないネタ相談だったから破いただけ」

菫「仮にそうでも、いきなり破いたら
  まっとうな相談者が不安になるだろうが!
  せめて読んでやれよ!」

照「……」

照「…ラジオネーム『ぽかぽかお姉ちゃん』より」

菫「あ、すまん。それ読まなくてi」


------------------------------------------------
菫ちゃん、こんばんは。
この前のデート、楽しかったね。
また一緒にいっぱい
『あったかーい』ことしようね。
------------------------------------------------


菫「……」

淡「…あちゃー」

照「……何か言うことは?」

菫「…すまん。お前の判断は正しかった」

照「…まったく。ちなみに
  菫の代わりに状況を説明しておくと、
  この女性はヤンデレで
  しつこく菫に付き纏っている」

照「菫の本妻は言うまでもなく
  この宮永菫「カーット!!!」

菫「全国ネットで嘘をつくんじゃない!
  何度も同じことを言わせるな!」

照「宮永菫…菫はお嫁さん希望?」

菫「精神病院紹介しようか?」

淡「ちなみに愛人兼ペットはこの私!」超早口

菫「……」

菫「…この放送を聴取されているリスナーの方々」

菫「本番組では、放送の途中で彼女たちが錯乱して
  このような妄言を垂れ流すことがままあります。
  しかしながら彼女たちの発言に
  何一つ真実は含まれていないので、
  どうか耳を貸さないようにしていただきたい」

照「という菫の照れ隠しでした」

菫「射抜くぞ!!」

淡「と言ったところで、前半戦終了!
  果たして、後半戦では
  まともな相談が一つくらい
  あるのでしょうか!」

菫「もう帰っていいか!?」



--------------------------------------------------------



菫『もう帰っていいか!?』


久(簀巻き)
 「あっはっは。そりゃそうなるわよね」

咲「それにしても、二枚選んで
  二枚とも阿知賀女子って、
  お姉ちゃんの引きも神がかってるなぁ」

久(簀巻き)
 「ハガキを送る人の思いの強さとかが
  抽出率に影響を与えてるのかもね」

咲「…私も今度送ってみようかな」

久(簀巻き)
 「一応言っておくけど、
  私に関する相談は送らないでね?
  特に『竹井久が結婚してくれません』とか」

咲「じゃぁやめておきます」

久(簀巻き)
 「だったら、その大量のハガキを
  こっちに渡してくれないかしら?」



--------------------------------------------------------



淡「それでは、気を取り直して後半戦!
  今度は菫先輩が直々に電話するよー」

淡「ほら、菫先輩。ハードボイルド気取って
  ブラックコーヒーとか飲んでないで!
  仕事仕事!」

菫「…どうせろくな相談じゃないんだろ?」

照「大丈夫。このあたりで菫が
  やさぐれることを想定して、
  私たちでも事前にドン引きするような
  重い質問を抽出してもらっておいた」

淡「ガチで菫先輩を打ちのめすこと間違いなし!」

菫「両極端すぎるだろ!?」

淡「というわけで、栄えある
  最初のテレフォン相談者は、
  長野県、ラジオネーム
  『疲れ果てた猫』さんから!」

菫「すまん、なんかもう
  ラジオネームの時点でお腹いっぱいなんだが」

照「はい、電話。本当に洒落になってないから
  真面目に聞いてあげて」

菫「……」


プルルルーッ、プルルルーッ
ガチャッ…


猫『もしもし』

菫「ああ、もしもし。夜分に突然申し訳ない。
  菫相談室ラジオ分室の弘世菫だが」

猫『…リアルタイムで聴いてたし』

菫「ああ、なら話は早い。
  君の相談内容を、打ち明けてくれないか?」

猫『……』

菫「…もしもし?」

猫『…もし』

猫『自分の大好きな人が、別の誰かに狂って』

猫『ストーカーになってしまったら、
  どうすればいいんだ?』

菫(重っ!?)

照「……」

淡「……」

猫『追いかけて、追いかけて、追いかけて』

猫『泣きながらすがって、しがみついて』

猫『それでも、振りほどかれて』

猫『犯罪まがいの行動を取る憧れの人を』

猫『どうすれば、私は救えるんだ?』

菫「……」

照「……」

淡「……」

猫『いっそ、私も狂ってしまえたら楽になるのにな』

猫『もう、つらい…くじけそうだし』

猫『私は、どうすればいいんだし?』

菫「……」

照「……」

淡「……」

菫「……」ぐっ…

菫「猫。私は君に、あまりにも
  無慈悲な助言を送ろう」

菫「君にできることは、そう多くはない」

菫「君には、その人の目を覚まさせることは
  できないかもしれない」

菫「だが…一つだけ。確実に、
  君にできることがある」

猫『…それは…なんだし』

菫「その人を見捨てないことだ」

猫『……!』

菫「例え、何度振りほどかれようと。
  疎まれようと、報われなかろうと」

菫「それでも、その人の側を離れるな」

菫「じゃないと、その人がふと我に返った時に…
  その人は独りぼっちになるかもしれない」

菫「だが、もし、その時に。
  君が側に居てやれたら」

菫「その人は、やり直せるかもしれないだろう?」

猫『……』

猫『はは…さすが、白糸台の鬼部長だし…』

猫『このまま、苦しみ続けろって言うのか…?』

菫「…そうだ。無論、君が一緒に
  病んでしまったら意味がない。
  無理だと思うなら、今すぐ諦めて病院に行け」

菫「だが、私は未熟で夢見がちな女子高生として…
  まだ、君に希望があると信じたい」

猫『…わかったし。もう少し、足掻いてみるし』

猫『…少し、気が楽になったよ。ありがとう』

菫「…すまないな。結局私は、
  根本的なところは解決してやることができない」

照「菫、ちょっとちょっと」

菫「なんだ照。今真面目な話の最中なんだ。
  お前はあっちの方で邪魔にならないように
  蝶々でも探してろ」

照「いいから耳貸して」

菫「おい…ラジオ中に内緒話とか」

照『この猫さんが言ってる相手…
  たぶん≪あの≫福路美穂子』こしょこしょ

菫『…え?』

淡『前に菫先輩を
  水死体にしようとした人だね!』こしょこしょ

菫「……」

照「……」

淡「……」

菫「…おい、猫」

猫『なんだし?』

菫「君の想い人が更生する可能性は
  万に一つもない。もう彼女のことは諦めて、
  自分の人生を生きろ」

菫「人生、諦めることも勇気の一つだ」

猫『この短時間に何があったって言うんだし!?』



--------------------------------------------------------



淡「いやー、第一号から
  すっごいハードだったねー」

菫「よりによって、あんな絶対解決不可能な案件を
  第一号に選ぶなよ!」

照「そう言った出口のない袋小路に
  活路を見出してあげるのが
  この相談室の役目でしょ」

菫「あのレベルまで及んでしまったら
  もう相談ではらちが明かない。
  国家権力にまかせるべきだ」

淡「そんなわけで、第二号も
  ちょーハードな相談をご用意したよー」

菫「さっきみたいなのはやめてくれよ?
  自分の無力感に本気で泣きそうになる」

淡「というわけで、お次の相談者は、
  岩手県、ラジオネーム『山女』さんから!」

淡「相談スタート!!」


プルルガチャッ!


女『わー!まさか当選するとは
  思わなかったよー!』

菫「その様子だと、聞いていてくれたみたいだな。
  菫相談室ラジオ分室の弘世菫だ」

女『すごいよー!ちょー感激だよー!!』

菫「ははは、喜んでもらえてうれしいよ。
  さて、早速だが君の相談を聞かせてくれないか?」

女『はい!弘世さんって、
  ヤンデレに囲まれてるんだよねー?』

菫「いきなりなんだ!?
  それ、相談に関係あるのか!?」

女『大ありだよー!私の相談は、
  ヤンデレに捕まった人の気持ちを聞きたい、
  だもん!』

菫「なんでそんな気持ちを知りたいんだ…」

女『えーとねぇ、これ、
  私の友達の話なんだけどー』

女『大好きな友達をね?
  自分の村に連れて帰ったらしいんだー』

女『でも、その友達嫌がっちゃってー』

女『外に出たいって駄々こねるんだよー』

女『だから、牢屋に閉じ込めてー』

女『いっぱい、いっぱい
  可愛がってあげたらしいんだよー』

菫「犯罪じゃないか!?」

女『え?なんでー?愛があるから大丈夫だよー?』

女『でね、最近じゅーじゅんになってきたからー、
  ちょっとだけ、自由になる時間をあげたんだー』

女『そしたらねー、その友達の友達…』

女『≪ここ≫に助けを求めたんだよねー』

菫「……!まさか!!」

女『ねぇ?どうしたらいいのかなー?』

女『どうしたら、シr…その子は、
  大人しく捕まっててくれるのかなー?』

女『…弘世さん、教えてー?』

菫「くっ…!」ゾクッ!!

菫(冷静になれ、弘世菫…淡の言う通り、
  これが事実なら完全に警察沙汰だ)

菫(そもそも、こいつが本当に犯人なら、
  わざわざ全国ネットで捕まえてくださいと
  主張しているようなものだろう)

菫(焦らなくても、どうせもうチェックメイトだ。
  後は、できるだけこいつから
  情報を引き出すだけでいい)

菫「…おい、山女。もしかしてそこに、
  白望山さんがいるのか?」

女『すごーい!弘世さん、よくわかったねー!
  大当たりだよー!』

女『シロ、弘世さんが呼んでるよー?』

白望山
 『ダル…今みかんの汁で
  手がベトベトだから後にして…』

菫「普通に出てくるのかよ!?
  しかもみかん食べてるのかよ!?」

照「…だろうと思った」

淡「本当に犯罪沙汰だったらスタッフが
  先に警察に通報してるよねー」

菫「牢屋に閉じ込めてるって
  くだりはなんだったんだ!?」

女『牢屋キット定価75600円だよー?
  今二人で入ってるよー』

菫「お前も入ってるのかよ!?
  ていうか地味に高い!!」

女『意外と快適だよー』

菫「うるさい!おい白望山!
  お前、あの意味深なメッセージは
  なんだったんだ!!」

白望山
 『捕まってるのは本当…
  トヨネが四六時中
  くっついてきて動けない』

女『ちょ、ちょっとシロ!?
  これラジオだよー!?
  実名で呼んじゃダメだよー!』

白望山
 『トヨネもさっきから私の名前呼んでるけどね…』

白望山
 『…というわけで、世話してくれるのは
  うれしいけど…もう少し、
  外に出たいんだよなぁ…』

女『えー?散歩なら毎日連れて行って
  あげてるじゃない』

白望山
 『そういうアクティブなのじゃなくて…
  こう、日がな一日
  日向ぼっこしてぼーっとしていたい』

女『えー!だって外じゃえっちできないよー?』

菫「よし!お前らもう解決でいいな!
  お疲れ様!!」

白望山
 『ちょいタンマ。結局何も解決してn』

菫「末永くお幸せに!!」


ガチャッ!!



--------------------------------------------------------



菫「なんなんだあいつら!?
  人を散々心配させておいて、
  結局はただの盛大なノロケじゃないか!!」

照「まぁ、本当に事件だったって
  結末よりはいいんじゃない?」

淡「そうそう、菫先輩ノロケだってわかった時
  本当にほっとしてたじゃない」

照「菫はやさしい。さすが私の嫁」

菫「うるさい!さらっと虚偽を混ぜ込んでくるな!」

淡「そんなわけで、そろそろ時間だから
  まとめに入るよー菫「無視か!?」

淡「今日の菫ラジオはただの伝言が2つ、
  解決できなかった相談が3つ、
  二条泉が1つでした!」

菫「二条泉は解決でいいだろ!
  ていうかあのバカップルのも
  ただのノロケだったじゃないか!」

照「…こんな感じで、
  安定のシャープシュート率だけど
  生暖かい目で見守ってくれるとうれしい」

淡「これからも菫先輩を
  ビシビシ追い込むお便り待ってます!」

菫「頼む!本当に真面目な相談だけ
  送ってくれ!!」

照「それでは、本日の菫ラジオは、
  宮永菫の正妻宮永照と」超早口

淡「その二人の愛人兼ペットの大星淡と!」超早口

照「宮永菫がお送りしました」超早口

淡「来週もお楽しみに!」

菫「馬鹿かお前ら!なんでよりによって
  最後に爆弾を投下して終わ」


ブツッ


「21時のニュースをお伝えします」



(完)
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posted by ぷちどろっぷ at 2014年12月28日 | Comment(7) | TrackBack(0) | 咲-Saki-
この記事へのコメント
池田……もう楽になれ。
なんかキャップって力持ちのイメージがあるから抑えるのは大変でしょうな。
Posted by at 2014年12月28日 16:29
泉ちゃんは流石北大阪代表なだけあってハガキのクオリティが高いですね。
菫さんと強い(笑)接点があるのでまた登場して欲しいです!
Posted by at 2014年12月28日 17:08
池田は周りを見るんだ・・・

君にはみはるんが居るじゃないか・・・

続編有難う御座います。
Posted by ホーネット at 2014年12月28日 18:57
菫相談室シリーズほんと好き。おしとやかそうな3年生はなぜ皆こうなってしまうんですかね‥
Posted by 130 at 2014年12月28日 19:27
ラジオなんてやったら菫さんの心労がまた募る…かと思ったけれども、相談者と直接相対するわけじゃないから案外菫さん的には安全なのではなかろうか
泉のあれは誘いうけに違いない。菫さんにはぜひ射抜かずヤンデレ化させてほしい。
菫さんの相変わらずな愛され具合にニッコリさせてもらいました
Posted by オリ at 2014年12月28日 19:44
そういや菫泉はまったく話題にもならんよなぁ…

やっぱり泉のキャラが問題かな?
どうやっても菫淡みたいになりそうだし…
Posted by at 2014年12月29日 02:33
コメントありがとうございます!

キャップって力持ち>
華菜「うちのキャップは力は強くないし。
   ただその目で攻撃をぬるりと避けるし」
久「気が付くと後ろにいるのよね。
  あれはガチで怖い」

泉ちゃん>
怜「まだ千里山出とらんのに泉は強気やんな」
竜華「次会った時シャープシュート確定やん」
泉「やべーす!!」

池田は周りを見るんだ>
華菜「別にキャプテンと結ばれたい
   わけじゃないし…
   元に戻ってほしいだけだし…」
未春「実は、華菜ちゃんも…」

おしとやかそうな3年生>
美穂子「誰の事かしら…」
宥「あ、あなたの事だと…」
照「いや、あなたもだから」
菫「…お前もな?」

菫さん的には安全>
照「…ラジオといえばありがちなのが」
淡「ゲスト参加」
菫「やめろ!!」

菫泉>
怜「曇った目で見んとけば
  泉ってええ奴なんやけどな」
竜華「高一最強(と自身を追い込んで鼓舞する)が
   残念な感じになっとるのがなぁ」
菫「素の彼女ならむしろ
  相性はいいんじゃないか?
  ここの二条はアレだが」
Posted by ぷちどろっぷ(管理人) at 2015年01月02日 22:41
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