現在リクエスト消化中です。リクエスト状況はこちら。
欲しいものリスト公開中です。
(amazonで気軽に支援できます。ブログ継続の原動力となりますのでよろしければ。
『リスト作成の経緯はこちら』)

【咲-Saki-SS】恒子「今日はバレンタインデー!」【カオス】【ギャグ】

<あらすじ>
恒子「情報垂れ流しアナウンサーの
   福与恒子が女子高生の
   バレンタインデー模様をお届けするよ!」

健夜「なんでそんなひどい企画に
   わざわざ麻雀のプロを持ってくるかなぁ」


<登場人物>
福与恒子,小鍛治健夜,その他大勢

<症状>
※カオス

<その他>
※ギャグです。


--------------------------------------------------------



恒子「今日はバレンタインデー!というわけで
   こんな日に仕事を突っ込まれた
   仕事人間福与恒子と!」

健夜「この日に仕事ができる時点でヤバいっていうか
   そろそろ本気で後がなくて
   健やかじゃない…って失礼だなぁ!
   これ台本書いたの誰!?
   別にそこまで焦ってないよ!!」

健夜「…こほん、小鍛治健夜でお送りします」

恒子「と言ってもこんな特別な日に
   フツーの話しても仕方ないよね!
   そんなわけで、インターハイで
   活躍した高校の中から
   テキトーに修羅場ってそうな
   高校を選んで突撃取材する事にしました!」

健夜「チョイスの方法が最悪だよ!」

恒子「修羅場と言えばここは外せないでしょう!
   そう、例の百合ロードで有名なあの人がいる
   白糸台高校に潜入だ!」

健夜「…本気で修羅場になってそうで笑えないよ…!」



--------------------------------------------------------



ガヤガヤガヤガヤ


恒子「そんなわけでやってきました白糸台!
   まだ校門の前なわけですが、
   すでにこの時点で
   異様な雰囲気を醸し出しています!」

健夜「…なにこの行列」


ガヤガヤガヤガヤ


ファンクラブA
 「弘世様にチョコを渡しに来た方の最後尾はこちらでーす!
  ただいま3時間待ちとなっておりまーす!」

ファンクラブB
 「直接手渡しでなくても構わない方は
  直進して左手にある仮設の
  虎姫チョコ受け取り本部にお越しくださーい!」


恒子「まさかの運営導入!?」

健夜「こ、これは予想を超えてきたね…
   本人に会えるかすら怪しいよ…」

恒子「とりあえず列に並んでる人に
   インタビューしてみよっか」

恒子「あ、そこの髪の毛ツンツンな子、
   君もシャープシューターのファン?」

泉「や、ファンちゃいますよ?
  今年はある意味お世話になりましたし、
  義理で挨拶でもしとこか
  思ったくらいなんですけど…」

恒子「義理という割には律儀に列に並ぶんだね!」

健夜「って二条さんだよね!?
   大阪からわざわざここまで来たの!?」

泉「いやだって宣戦布告兼ねて
  わざわざ大阪から来たのに、十把一絡げに
  段ボールに詰められるんも
  癪やないですか」

泉「その段ボール自体もう山のように
  積みあがっとりますし。
  あれ、絶対個人識別できませんて」

恒子「そっかー!本人に会えるといいね!
   インタビューに答えてくれてありがとう!」

泉「いえいえ。あ、せっかくなんで宣伝しときます。
  来年こそは千里山が勝ちます!」


恒子「県外…どころか遠方からも来てるんだねー」

健夜「まあそのくらいじゃないと
   この行列はできないよね…
   もう芸能人と同じ扱いだよ」

恒子「芸能人のすこやんは今ここで
   寂しくレポートできるくらいなのにね!」

健夜「なんで私を引き合いに出すの!?
   第一それこーこちゃんだって
   同じでしょ!?」

恒子「とりあえず本人に会いたいし、
   運営本部行ってみよう!」

健夜「安定の無視!!」


……


恒子「というわけで本人たちに
   会いたいんだけど無理かな?」

運営「チョコを渡しにいらっしゃったのであれば
   並んでいただくしかありませんが、
   取材との事ですので…
   ご本人に確認させていただきます」

運営「少々お待ちください」

健夜「何この手慣れた対応!!
   この子達まだ高校生だよね!?」

恒子「トッププロと現役アナウンサーを前に
   この落ち着いた対応。
   白糸台運営恐るべし」

運営「確認が取れました。
   スケジュールが詰まっておりますので
   今から7時間後であれば
   予約させていただきますが…」

健夜「まさかの予約制!?」

恒子「あ、それでいいよ。よろしくね」

健夜「いいの?7時間待つなら
   素直に並んだ方が早いと思うけど…」

恒子「時間が確定してる方がありがたいよ。
   他の高校も見て回りたいしねー」

恒子「というわけで、ここはいったん
   保留して別の高校に行こう!」

運営「行ってらっしゃいませ」

健夜「見送りまで完璧!?」



--------------------------------------------------------



健夜「次はどこ行くの?」

恒子「ちょっと待ってねー」

健夜「どうしたの?」

恒子「今回の件で私は賢くなりました!
   行く前に会えるかどうか、
   事前に電話で確認をとっておこう!」

健夜「なるほど…っていうかむしろアポは
   始める前に取っておいてほしかったなぁ」


プルルルー、プルルルー、プルルルー、
プルルルー、プルルルー、プルルルー、
プルルルー、プルルルー、プルルルー、
プルルルー、プルルルー、プルルルー、


ガチャッ


『おかけになった電話番号は現在
 宮永咲の管理下にあります。
 
 事務連絡以外の竹井久への個人的な連絡は
 遮断させていただきます。

 御用件の方はピーという発信音の後、
 《宮永咲から竹井久を盗みません》の
 一言をつけ加えた上でメッセージをお願いします』

『ピー』

恒子「宮永咲から竹井久を盗みません!」

健夜「いきなり何言ってるの!?」

恒子「バレンタインだから竹井さんに
   取材したいと思ったんだけど
   この様子だと無理そうかなー?」

ガチャッ

咲『取材自体は問題ないんですけど、
  今部長は家から出られないので
  電話越しでもいいですか?』

恒子「全然オッケー!むしろこのまま
   咲ちゃんが対応してくれてもいいよ!」

咲『そういう事でしたら…
  はい部長、ちょっとだけ電話に出てください』

久『いや、相手は誰?』

咲『福与アナです。バレンタインだから
  取材したいだそうです。
  スピーカーホンに切り替えますね?』

恒子「おひさー。なんかすごいことに
   なってるみたいだけど?」

久『あはは、いつもの事ですよ。
  福与さんもこんな日にお仕事お疲れ様です』

恒子「ありがと!と言ってもすこやんが横にいるから
   半分デートみたいなもんだけどねー」

健夜「だからいきなり何言い出すの!?
   こ、こんなのデートのうちに入らないよ!」

久『ごちそうさまです。ほら、福与さんも
  ちゃんとデートしてあげないと駄目ですよ?』

恒子「ご忠告どうも!今度フレンチにでも連れてくよ。
   何も知らされずジャージのまま来たすこやんが
   食べ方わからなくて慌てるところを激写する!」

健夜「それって最大級の嫌がらせだよね?
   ていうか付き合ってないってば!
   って私達の事はいいんだよ!」

恒子「おっと失礼。じゃあ最初の質問に戻ろうか。
   そっちは今どんな感じなの?」

久『…いやー、私が朝起きた時には
  もう咲が部屋にいて、
  そのまま監禁されてるので…
  正直外の状況はよくわからないですね』

健夜「監禁!?なんで竹井さん
   そんな冷静に話してるの!?」

恒子「じゃあその辺は咲ちゃんに聞こう。
   実際のところどうなの?」

咲『フライングで部屋に不法侵入しようとした輩が数人。
  学校はすでに行列ができていて、
  今この部屋の前でも何人か待ち構えてますね』

咲『当然電話も朝から鳴りっぱなしでした。
  私が留守電のメッセージを吹き替えたら
  ぴたりと止まりましたけど』

久『怖いわねー』



『きゃーーっ!!!!』
『た、助けてぇっ!!』

『ダメだしキャプテンっ!!
 一般人に手を出しちゃダメだしっっ!!!』

『ダメだし!それはやっちゃダメだし!!』

『……』

『……にゃーーーーーーーーーーーーっ!!!!!』

『……』



恒子「…なんか、外ヤバいことになってない?」

咲『…来ましたね。
  予定よりずいぶん早いですけど』

久『まあ女の子にとっては特別な日だしねー。
  むしろ池田さんもよく頑張ったわ』

?『上埜さん。外にいる害虫は排除しましたよ?
  安心して外に出てきてください』

?『あ、そういえば中にも害虫がいるんですよね?
  今駆除しますから待っていてください』


ガチャンッ!!
ガチャガチャガチャガチャンッ!!


健夜「こわっ!?」

恒子「あはは、軽くホラーだね」


咲『…というわけでこれから交戦しますので
  申し訳ありませんが取材はここまでと言う事で』

久『中途半端でごめんなさい。
  まあでも、十分状況は伝えられたかなと』

恒子「いやいや、お忙しいところありがとう!
   戦闘頑張ってねー」

健夜「だからなんでそんなに平然としてるの!?
   これ明らかに大事件だよ!?」



--------------------------------------------------------



恒子「そんなわけで清澄は終了!
   いやー、取材始めてからまだ誰にも会えてないね!」

健夜「最近の女子高生はどうなってるの…?」

恒子「うーん、正直この二校だけで
   枠が埋まると思ってたから、
   随分時間が余っちゃったなぁ」

健夜「ぐだぐだ過ぎだよ…それならせめて
   アポ取っておこうよ」

恒子「私もこの話聞いたの昨日だし。
   じゃあ、この辺でほのぼの路線を入れておこっか!」


……


恒子「というわけでやってきました阿知賀女子!
   期せずして決勝出場校を順番に回る形になってるね!」

健夜「ここは突撃取材でも大丈夫なの?」

恒子「一人を除いたらヤンデレしかいないから
   大丈夫なんじゃない?」

健夜「それ全然大丈夫じゃないよ?
   ほのぼの路線どこ行ったの!?
   って、しかもよく考えたら
   ここって私来たらダメなところだよ!」


ゆらぁっ…


灼「よくもこの特別な日に、
  この地に足を踏み入れられたもの…!」

灼「もう二度と、故郷の土が踏めるとは
  思わないでほし…」ぎりっ


健夜「言ってるそばからきちゃったよ!!
   なんであの子ボウリングの球持ってるの!?」

恒子「あの体格で最強の16ポンド…
   あの子、やるつもりだね!」

恒子「7.2kgの狂気がすこやんを襲う!
   果たしてすこやんは生きて帰れるのか!?」

健夜「そういうのいいから助けてよ!!」

恒子「じゃあ私は麻雀部行ってくるから
   すこやんはその子に取材しといてねー」

健夜「助けてくれないの!?さっきは
   デートとかディナーとか言ってたくせに!」

灼「ハルちゃんをあんなにしておいて
  自分だけ人並みの幸せを掴もうとか片腹痛…」ゴッ

健夜「投げてきた!本当に投げてきたよあの子!
   どこにそんな腕力があるの!?」

恒子「じゃ、行ってくるねー」

健夜「この状況なんとかしてからにしてよ!!」



--------------------------------------------------------



恒子「とは言ってみたものの、
   あったかい子は
   シャープシューター狙いだろうし」

恒子「一年生二人は完全にできてると思うんだよねー。
   そうなると残るのはドラちゃん一人だけだし…
   わざわざ学校に来てるかなぁ」


ワイワイガヤガヤ


恒子「ありゃ、杞憂だったみたいだね」

恒子「さあ行きましょう!突撃隣の晩御飯!!」

恒子「……」

恒子「やっぱりツッコミがいないと調子狂うなぁ。
   早めに終わらせちゃおう。
   すこやん死んじゃうかもしれないし」


ガチャッ


恒子「どもども、阿知賀の皆さんこんにちはー」

穏乃「わあっ!テレビの人だ!!」

憧「あれ?福与アナじゃないですか!」

玄「もしかして阿知賀を突撃取材とかですか!?」

恒子「おお…三校目にして初めて普通の対応」

恒子「ほら、バレンタインデーだから
   高校生に突撃取材してるんだよね。
   で、今年旋風を巻き起こした学校を
   中心に回ってるんだよ」

恒子「阿知賀は何か特別なことあった?」

玄「あはは…特別、と言うか…」ちらっ

憧「まあいつもと違う事はあったよね」

穏乃「私達付き合い始めて
   初めてのバレンタインだからね!」

恒子「おぉ、この情報垂れ流しアナウンサーの前で
   なんて強気な発言!で、何かしたの?
   普通にチョコ交換とか?」

憧「こっちに来てください」

恒子「ん?別の部屋…って、うわぁ」

穏乃「じゃーん!!新子憧等身大チョコレート!
   全長約150cmです!」

憧「こっちは高鴨穏乃等身大チョコレート!
  全長139cmでシズを完全再現よ!」

憧「まったくシズは適当なんだから。
  私の身長は149cmだってば」

穏乃「1cmくらい誤差の範疇じゃん」

恒子「あははー。どうやって作ったのかも気になるけど、
   これってそもそも食べるつもりなの?」

穏乃「もちろんですよ!憧が私の、
   私が憧のお腹の中に納まっていくんです!
   それってとっても素敵だなって!」

憧「いつもなら明らかに太るからNGだけど、
  それがシズを模ってる(かたどってる)って
  いうなら話は別よね」

玄「ああ…最初は憧ちゃんもまともだったのに…
  穏乃ちゃんだけは大丈夫だと思ってたのに…
  気づいたらまともなの私だけになっちゃったよ…」

恒子「ご愁傷様!ドラちゃんも
   誰か好きな人ができたら
   きっとみんなの気持ちがわかるよ!」

玄「わかっていいんですかね…」

玄「……」

玄「おもちさん…じゃなかった。霞さん…」


恒子「あ、この子はこの子でダメなやつだ」



--------------------------------------------------------



恒子「いやぁ、阿知賀女子はほのぼのでしたね」

健夜「ねぇこっち見た!?こっち見た!?
   私頭から流血してるよ!?」

恒子「よく逃げ切れたねー。てっきり私はもう…」

健夜「てっきり何!?
   そうなると思ってたなら助けてよ!」

健夜「で、どうするの?戻り時間を考えたら
   もう回れるところもそうないと思うけど」

恒子「んー、せっかくここまで来たなら
   関西も行っておきたいけど…
   そしたら逆に時間オーバーするよね」

恒子「後本当は宮守とかも
   行ってみたかったんだけどね。
   菫ラジオでハジケてたし」

健夜「電話で聞いてみるとか」

恒子「やだなぁすこやん。私ただのアナウンサーだよ?
   高校生の連絡先なんてプライベート、
   一つ一つおさえてるわけないじゃん」

健夜「…なんで竹井さんの電話番号は持ってたの?」

恒子「ま、そういう事で素直に戻って
   シャープシューター様を待ちましょうか!!」

健夜「また無視!?」



--------------------------------------------------------



恒子「……」

健夜「……」

恒子「列が…伸びているだと…!?」

健夜「こ…これまた予想をさらに超えてきたね…
   というかこれ、もう今日中に
   解消できないんじゃない?」


ファンクラブY
 「弘世様にチョコを手渡しするための列は、
  新規の方を締め切らせていただきました!
  誠に申し訳ありませんが、
  今後は本部にて預けてお帰りください!」


豊音「せっかく来たのにあんまりだよー」

白望「…さすが都会。遠路はるばる
   やってきたのにすでに締切とは…
   都会が冷たいって本当なんだなぁ…」

塞「いやいや、これ都会とか関係ないでしょ」


健夜「…あれ、宮守の子達じゃない?なんで来てるの?」

恒子「さぁ。でもこれはタナボタだよ!」

恒子「ねえねえそこ行く宮守さん!
   ちょっとおねーさんと会話していかない?」

豊音「わわっ、ふくよんにすこやんだよー!!」

白望「…さすがトッププロ。
   オーラが果てしなくダルい」ぱたり

塞「ちょっとシロ!こんなところで寝ないでよ!!
  ……でも、正直私もちょっとキツいわ…」

健夜「ご、ごめんね。今もうちょっと抑えるから」

恒子「宮守は小瀬川さんハーレムだと思ってたけど
   なんでここに来てるの?」

豊音「えっと、今日バレンタインじゃないですかー。
   ここに来たらインハイ関係の人集まってるかなーって」

豊音「そうじゃなくても白糸台の3人に
   サインもらえるし、一石二鳥だよー」

白望「まあ、壮絶に空振りしたけどね…」

塞「素直に次の日でよかったじゃん…」

豊音「まさかこんな行列ができてるとは
   思わなかったんだよー」しゅん

恒子「ま、そりゃそうだよねえ。ていうか
   小瀬川さんハーレム否定しなかったけど
   垂れ流していいの?」

白望「あえて否定しなくても普通に考えてありえない」

豊音「そうだよー。シロは私のものだよー!」

塞「いつも思うんだけど、なんでそれで
  私を巻き込むかなぁ」

白望「塞は飼育係」

豊音「今日は久々に檻から出てきたんだよー?」

白望「トヨネが朝から盛ってなければ
   間に合ったかもしれないなぁ…」

豊音「し、仕方ないでしょー?
   だってバレンタインだよ?
   こんな日にしない方が失礼だよー!」

塞「うん、そういう洒落にならない台詞は
  慎んでもらえないかな二人とも」

恒子「この3人だけでも特集組めそうだね!」

塞「やめて!!」

健夜「ああなんだろうこの光景。
   ツッコミが一人いるというだけで
   こんなに安心感が違うんだ」

塞「安心してないで小鍛治プロも援護してください!」



--------------------------------------------------------



恒子「というわけで宮守ご一行を取り込んだ私達は、
   ようやく面会時間を迎えて今案内されてます!」

健夜「なんで説明口調…って、これお仕事だったね…
   むしろ今まで説明しなさすぎだよ。
   というか、これ放送するつもりなの?」

恒子「と、それなりにギャラをもらう予定のすこやんが
   放送中止を示唆しております」

健夜「ギャラのところ言わなくてよかったよね!?」

豊音「でも助かったよー。
   あのまま帰るとかなってたら
   絶望感ハンパなかったよー」

塞「いいんですか?取材なのにお邪魔しちゃって」

恒子「いいのいいの!どうせ会って
   テキトーにくっちゃべるだけだから」

健夜「むしろそのテキトーさの方がどうかと思うよ…」


白望「ちょいタンマ…なんで取材に行くのに、
   地下に下って行ってるの…?」

塞「…モノクルがカタカタ震え出したんだけど」

豊音「尋常じゃない量のオーラが
   複数うごめいてるねー」わくわく

健夜「ええと、ちょっと待ってね…
   弘世さん、宮永照さん、大星さん、
   松実さん…ちょっと小さいのが渋谷さんで…
   消えかけてるのが亦野さんかな?」

恒子「おおー、雀士特有のオカルト会話」

健夜「って亦野さん消えかけてるよ!?
   この子達何してるの!?」

恒子「まあ状況的に考えて
   シャープシューターの取り合いじゃない?」

健夜「冷静に答えてる場合じゃないよ!?
   仲裁しないと!!」


ガチャッ


健夜「ストップ!喧嘩はそこまでにして!」


菫(拘束)「……」

照(血塗れ)「……」

淡(血塗れ)「……」

宥(血塗れ)「……」

誠子(瀕死)「……」

健夜「……」

恒子「……」

白望「……」

豊音「……」

塞「……」


健夜「予想よりずっとひどかったよ!!
   これ普通に殺し合いだよ!!」


照「むぅ…来てしまったか」

淡「ふくよん来る前に決めたかったんだけどねー」

宥「し、仕方ないね…今回は大人しく
  引き分けという事で」

誠子「」

菫「た…助かった…!!」

恒子「これ一体どういう事なのシャープシューター」

菫「…情報垂れ流しアナウンサーが来るから、
  その前に恋敵を殲滅して
  自分がツーショットで垂れ流されるんだと
  ヤンデレの馬鹿3匹が喧嘩を始めまして」

菫「止めようとした亦野と私はこの有様です」

恒子「なるほどなるほどー」パシャッパシャッ

健夜「いやいやこれはアウトだよこーこちゃん!
   これ流しちゃったら、
   最悪麻雀界そのものが存続の危機だよ!」

恒子「わかってるってー。
   だからちゃんと脅迫用のカメラで撮ってるじゃん」

菫「おいお前今とんでもない事言わなかったか?」

豊音「弘世さん生では初めましてだよー!
   前にラジオ読んでもらった山女だよー!」

豊音「とりあえずサインもらっていいですか!?」

菫「この状況見てどうしてそれが言えるんだ!?
  というかまず拘束を解いてくれよ!」

白望「ダル…」とすん

塞「シロ、こんなところで寝ちゃだめだってば!
  服に血がついちゃうでしょ!」

白望「いやだってオーラ強い人ばっかりでダルいし…」

塞「あー、それはわかるわ。
  ほら、こっちなら血が流れてないからここで休もうよ」

菫「お前ら一体何しに来たんだ!ていうか
  臼沢お前はこっち側じゃなかったのか!?」

塞「いやなんかもうとんでも展開過ぎて
  ツッコミ入れるのも馬鹿らしくなっちゃって」

照「菫、私達は血を流してくる」

淡「インタビューはその後!」

宥「ちょ、ちょっとだけ待っててね?」

菫「その前に私の拘束を解け!」

恒子「さっすがシャープシューター!
   拘束されながらも
   ツッコミは忘れない!!」パシャパシャッ

菫「いいからお前は撮るのをやめろ!!」

健夜「ご、ごめんね…今解いてあげるから」

菫「…よ、ようやくまともな人が…!
  ありがとうございます!!」

菫「ってなんで私はバレンタインデーに
  初対面同然のトッププロの手で
  縄をほどかれているんだ!!」



--------------------------------------------------------



恒子「…って事があって」

咏(ネコミミ)
 「あっはっは。ヤンデレって怖いねぃ。
  それで結局どうなったんだい?」

恒子「インタビューが始まった後も
   誰がシャープシューターと
   ツーショットで写るか揉めちゃって」

恒子「なんか竜巻は出るわ流星は落ちてくるわ
   部屋も灼熱のように熱くなるわで
   人間のいられる環境じゃなくなったから
   すこやん置いて逃げてきました!」

咏(ネコミミ)
 「えー?根性足りなくねー?むしろそここそ
  カメラに収めるべきクライマックスじゃん」

恒子「いやいや、あれホントに
   人間が生きてられる環境じゃないから。
   なんかベリーショートの子の体
   『じゅっ』とか言ってたし」

恒子「ところでずっと気になってたんだけど、
   なんでネコミミなの?」

咏(ネコミミ)
 「あー、そこツッコミ入れるかー」
 
恒子「むしろ今までよく我慢した方だと思うけど?」
 

咏(ネコミミ)
 「いやさー、昨日バレンタインだったわけじゃん?
  だからさ、ちょっとくらい
  サービスしてやるかと思ってさ、
  ネコミミつけてえりちゃんに披露したわけよ」

咏(ネコミミ)
 「そしたらえりちゃん、これ瞬間接着剤で
  くっつけ始めてさー!」

えり『これで本当の咏にゃんですね』

咏(ネコミミ)
 「とか言って、乾くまで私の頭をぐりぐり
  押さえつけながらにっこり笑うんだよねぃ…」

咏(ネコミミ)
 「いや、マジヤンデレって怖いわ…」

恒子「それ垂れ流していい?」

咏(ネコミミ)
 「ふくよんが垂れ流さなくても
  えりちゃんがもう流してるぜ?」

咏(ネコミミ)
 「ま、ふくよんも気をつけな。
  すこやんがヤンデレになったら…
  多分こんなもんじゃすまないぜ?」

恒子「あはは、あの麻雀を除いたら
   完全人畜無害巻き込まれ系女子というには
   ちょっと年がヤバいすこやんが?
   ないない」

咏(ネコミミ)
 (…フラグだねぃ)

咏(ネコミミ)
 「ま、来年のバレンタインデーも楽しみにしてるよ」


恒子「了解!来年も垂れ流すよー!」


(完)
 Yahoo!ブックマーク
posted by ぷちどろっぷ at 2015年02月14日 | Comment(12) | TrackBack(0) | 咲-Saki-
この記事へのコメント
>>恒子「ご、ごめんね…今解いてあげるから」

>>菫「…よ、ようやくまともな人が…!
  ありがとうございます!!」

>>菫「ってなんで私はバレンタインデーに
  初対面同然のトッププロの手で
  縄をほどかれているんだ!!」


トッププロって事は恒子ちゃんじゃなくてすこやんなのでは
Posted by 誤植? at 2015年02月14日 16:16
危うきに近付かない渋谷さん……

泉が出てきたのが地味に嬉しい。もうこのブログの影響でドMなイメージが離れない。
Posted by at 2015年02月14日 16:47
久部長を取り巻く環境にニヤニヤが止まらないです。病んでるはずなのに。
Posted by ジーコ at 2015年02月14日 17:01
釣り人さんまじ不憫。そしてヤンデレに囲まれる部長たちの安定っぷりが半端ないです。
ところで麻雀ってなんだっけ。
Posted by at 2015年02月14日 17:11
亦野さん…
Posted by at 2015年02月14日 18:18
凄い安定感

これの続きはホワイトデーかな?

楽しみに待ってます。
Posted by ホーネット at 2015年02月14日 19:48
一番平和なのはもしかしたらふくすこの2人という可能性がある……?

どこの高校も、愛の重さの程度こそあれ、しっかり愛を伝えていて、微笑ましかったですね! 
Posted by オリ at 2015年02月15日 01:07
咲さんの目をかいくぐって部長と連絡先交換し、すこやんオーラを物ともせず元気100%なこーこちゃんつよい

そして徐々にボケに転じ始めるすこやんを見て何故か恐怖を感じました。
Posted by 130 at 2015年02月15日 09:13
ふくすこ最高ですね!亦野ェ・・・・生きてればいいけど・・というか、台風と星と灼熱地獄が合わさった空間のなかで生きていられる菫さんェ
Posted by 舞香 at 2015年02月15日 13:08
憧ちゃん達の学校は平和!
Posted by レガシー at 2015年02月15日 17:07
来年が楽しみです。
Posted by 上上 at 2015年02月16日 19:33
コメントありがとうございます!

>恒子ちゃんじゃなくてすこやんなのでは
恒子「指摘ありがとう!しれっと直したよ!」
健夜「他にも指摘してくださった方が
   いらっしゃいました。
   ありがとうございます。助かります」

>渋谷さん
菫「…というか、バトルロワイヤルを
  提案したのがその尭深なんだが…」
尭深「安全地帯で見物させていただきました」

>久部長を取り巻く環境
久「割と修羅場だと思うんだけど?」
咲「私が守るから安心感があるんですよ」
久「否定はしないけど複雑ね」

>麻雀ってなんだっけ
照「チロルチョコだよね?」


>釣り人さんまじ不憫、亦野さん…
菫「亦野には頭が上がらないな。
  私が安心して背中を
  見せられるのはお前だけだ」
照「亦野を敵と認識した」

>凄い安定感
菫「この状態が安定とか嫌すぎるんだが!?」
恒子「ホワイトデーでは誰を選ぶんだろうね!」
菫「やめろ!これ以上油を注ぐな!」

>一番平和なのはもしかしたらふくすこ
恒子「私達は愛を確かめ合ってるし
   そもそもすこやん賞味期限間近だしね!
   誰も食べようとはしないでしょ」
健夜「確かめ合ってないしまだ
   そこまで老いてないよ!?」

>こーこちゃんつよい
健夜「私のオーラは凡人だから
   効かないんだろうけど…
   竹井さんの連絡先はどうしたの?」
恒子「向こうからくれたよ?謀略に使うってさ」
健夜「…竹井さんもちょっと危なそうだね…」

>ボケに転じ始めるすこやん
健夜「仲間がいてちょっと安心しただけだよ!?」

>菫さんェ
菫「不本意ながら割といつもの事だからな…
  さすがに慣れたよ」
照「この白糸台ブログでは一応菫も魔物枠」

>憧ちゃん達の学校は平和
玄「平和…かなぁ…」ちらっ
穏乃「おいしい!憧の手おいしい!」
憧「ああ、シズの顔…ずっと舐めてたい…」

>来年が楽しみです
咏「そこには立派にヤンデレと化した
  すこやんの姿が!知らんけど!」
恒子「あはは、ないない」
Posted by ぷちどろっぷ(管理人) at 2015年02月17日 22:27
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/113650007
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
 なんかブログランキング参加してみました。
 押してもらえると喜びます(一日一回まで)。
 
人気ブログランキング