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【咲-Saki:SS風味】淡「二条泉をFXで転落させる方法!」【SS書き方】

最近うちのブログでもちょいちょい取り上げてる
咲ワンさんのサイトですが、こんな記事が挙がってました。

【募集】咲SSの書き方講座


私自身偉そうに講釈を垂れられるほど
字を書いてるわけでもないのですが、
何人かに「書いてー」とリクエスト受けたりもしたので
乗っかってみる事にします。

お題はタイトルの通り「二条泉をFXで転落させる方法」で!

ただ講釈だけをつらつら書いていくと
正直読むのが辛いと思うので
SS風味で書いていきますよー。

咲SSを書こうかな?でもどうやって
話を作ればいいかわからないな?
みたいな人の参考になれば幸いです!

※ここで出てくる登場人物は
 うちの日記とかで出てくる
 いつものメンバーとはキャラ違うと思ってください。
 前提知識なしでお読みいただけます。

※書き方部分だけ読みたい人は
 ☆の部分だけ読めばまとめてありますので
 検索で拾ってみてください。

※二条泉に恨みはありません。
 不快に思われる方がいらっしゃったらごめんなさい。


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淡「んむー…上手くいかないなぁ」

菫「どうした?珍しく手に
  シャープペンを握っているようだが」

菫「勉強ならある程度は教えてやれるぞ」

淡「いやー、勉強じゃないんだけどね。
  ほら、もうすぐ文化祭でしょ?
  うちのクラスは劇をやるんだけど、
  なんでか私が台本任されちゃってさ」

淡「でも私ってそういうの書いた事がないから、
  どうやって書いたらいいかわからないんだよー」

菫「なるほど。そういう事なら
  照に話を聞いてみるといい」

照「!?」

淡「テル?なんで?」

菫「こいつ本の虫が高じて、自分でも
  いくつか物語を書いているからな」

照「す、すみれ…ど、どうしてその事を」

菫「……」

菫「バレてないとでも思ったのか?
  …この前弘世菫ファンクラブの会誌で
  素晴らしい小説を
  寄稿してくれてたじゃないか」

菫「『シャープシューターは
   魔法少女の夢を見るか』」

照「……」

淡「何それすっごい面白そう!」

菫「ははっ。ファンクラブ会員にも
  かなり受けが良かったそうだぞ?」

菫「あまりの面白さに、私もつい興奮して
  会誌を一冊引き裂いてしまった」

照「その、菫。あれは、その」

菫「……まぁ題材の是非はともかく、
  文章としては面白かった。
  その手法、淡に伝授してやるといい」

菫「…題材の是非については
  後で二人っきりで話し合おう。物理で」

菫「今はまず淡の方からだ」

淡「よろしくお願いします!」

照「…よ、よろしくお願いします…」ガックリ



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1.簡単なSSの書き方





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照「書き方はいろいろあるけれど、
  ここでは私がやっている方法を取り上げる」

照「当然この書き方が全てじゃないから、
  あくまで参考程度に考えてほしい」

淡「りょーかい!」

照「じゃぁここからは講座。
  まずは『書きたい事』を羅列するといい」

淡「書きたい事?」

照「そう。物語を書く上でこれが書きたい。表現したい。
  こんなシーンが書きたい。
  そういったものを雑多に箇条書きにする」

淡「ふんふむ。ただ羅列するだけでいいの?」

照「基本はそれでいいけど、できるなら
  書きたい順に優先順位をつけてみて」


淡「りょーかい。えーと…こうかな!」


-----------------------------------------
<一番書きたい>
●二条泉がFXで転落する!

<割と書きたい>
・二条泉の顔が無様に歪む!
・二条泉がのたうち回る!
・二条泉が上げてから落とされる!
・二条泉が友達をなくす!
-----------------------------------------


照「……」

菫「…二条泉に何か恨みでもあるのか?」

淡「全然ない!ないけどなんか
  ピーンと来た!」

菫「そんなふわふわした思い付きで
  破滅させてやるなよ」

照「…まあ、話が進まないから
  題材についてはこの際不問にしよう」

照「なら次に、羅列した項目をもっと
  具体的に想像してみる」

照「今回の例でやってみるとこうなる」


-----------------------------------------
<一番書きたい>
●二条泉がFXで転落する
 →FXにはまりすぎて自分の資産以上に
  資金を投入して借金まみれになる

<そこそこ書きたい>
・二条泉の顔が無様に歪む
・二条泉がのたうち回る
 →資産大暴落。お金が瞬く間に消えていく過程で
  のたうち回り顔を歪める

・二条泉が上げてから落とされる
 →最初はビギナーズラックで資産が増えてたのに
  ある境からどんどん減っていく様を描く(えがく)

・二条泉が友達をなくす
 →FXの話ばっかりするようになる
 →目つきが異常に鋭くなり攻撃的になる
 →偉そうになる
  →勝ってる時はまるで大人物の方に振舞う
  →価値基準が金を稼いでるかどうかになる
-----------------------------------------


淡「おぉー。いきなり悲惨になってきたね!」

照「一番書きたい部分は話のテーマっぽいから、
  エッセンスを<そこそこ書きたい>の方に
  盛り込んでみた」

照「こんな感じで、思いつく限り
  どんどん書き殴っていこう。
  頭で思い浮かべるだけじゃ
  イメージが沸きにくい」

照「文字として羅列していく事で
  どんどん想像が膨らんでいく。
  まずは手を動かしてみるといい」

菫「マインドマップ
  (単語からどんどん次の単語を連想していく
   アイデア発見の手法)みたいなものだな」

淡「ふむふむ」

照「次に、これを物語になるように
  並べ替えてみよう」

照「淡。今挙がってる項目を
  物語っぽく並べ替えてみて」

淡「りょーかい!」


-----------------------------------------

<一番書きたい>
●二条泉がFXで転落する
 →FXにはまりすぎて自分の資産以上に
  資金を投入して借金まみれになる

<そこそこ書きたい>
1.二条泉が友達をなくす
 →FXの話ばっかりするようになる
 →目つきが異常に鋭くなり攻撃的になる
 →偉そうになる
  →勝ってる時はまるで大人物の方に振舞う
  →価値基準が金を稼いでるかどうかになる

2.二条泉が上げてから落とされる
 →最初はビギナーズラックで資産が増えてたのに
  ある境からどんどん減っていく様を描く(えがく)

3.二条泉の顔が無様に歪む
3.二条泉がのたうち回る
  →資産大暴落。お金が瞬く間に消えていく過程で
   のたうち回り顔を歪める

-----------------------------------------


淡「んー…言われた通り
  順番に並べ替えてみたけど。
  あんまり変わってないし、
  なんかいろいろ足りなくない?」

菫「そもそもなんでこいつFXしてるんだ?」

淡「後さ、FXって何?」

菫「そこからかよ!?ならなんで
  FXを取り上げたんだ!?」

淡「身を破滅させるには
  もってこいって聞いたから!」

菫「いい加減過ぎるだろ。
  だが淡じゃなくても、
  FXが何なのか知らない読者もいるだろうな。
  その辺の説明がないのも厳しくないか?」

照「二人の言う通り。これだけだと
  物語としてはちょっと足りない。
  だから違和感、不足を感じたところに
  項目を追加していく必要がある」

照「淡。『これがあったら違和感なくなるだろうな』
  と思ったところに項目を追加してみて」

淡「はーい」


-----------------------------------------

<一番書きたい>
●二条泉がFXで転落する
 →FXにはまりすぎて自分の資産以上に
  資金を投入して借金まみれになる

<そこそこ書きたい>
1.二条泉がFXに興味を持つ
 →知り合いのフナQがすごい儲けてて
  簡単に儲かりそうだったから

2.二条泉がFXについて調べる
 →そもそもFXって何か知らないから
  前提知識を勉強してみる

3.二条泉がFXをスタートして喜ぶ
 →ビギナーズラックで儲かる

4.二条泉が友達をなくす
 →FXの事ばっかり考えるようになる
 →目つきが異常に鋭くなり攻撃的になる
 →偉そうになる
  →勝ってる時はまるで大人物の方に振舞う
  →価値基準が金を稼いでるかどうかになる

5.二条泉が上げてから落とされる
 →最初はビギナーズラックで資産が増えてたのに
  ある境からどんどん減っていく様を描く(えがく)

6.二条泉の顔が無様に歪む
6.二条泉がのたうち回る
 →資産大暴落。お金が瞬く間に消えていく過程で
  のたうち回り顔を歪める

7.二条泉が終わる
 →借金まみれになって風俗へ…

-----------------------------------------


淡「追加してみた!!」

菫「…話としては筋が通ったが…
  ずいぶんとえぐい話になったな」

淡「やるからには徹底しないと!」

照「いいと思う。今日は『簡単な書き方』だから
  深くは触れないけど。
  あまり話の方向性がブレたりすると、
  読者は違和感を覚える」

照「落とすなら落とす。最後に救う気なら
  その片鱗は見せておく。
  ともかく、方向性は一貫した方がいい」

照「というわけで設計図完成。
  ほら、もう話はできてるでしょ?」

淡「ホントだ。なんか
  テルの指示に従っただけなのに
  気が付いたら物語になってるよ!
  すごい!」

照「後はこの項目ごとに
  話を掘り下げて書いていけばいい」

菫「なるほど。項目別に区切って書いていけば
  書く内容はぶれないし書きやすいわけだな?」

淡「さっそく書いてみよう!!」

照「というわけでまとめ。
  ついでに少しだけ補足してある」


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1.簡単なSSの書き方:まとめ☆
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まずは書きたい、表現したいと思った事を箇条書き。
この時項目には優先順位をつける。

各項目の具体的なシーンを思い浮かべて羅列。
連想してどんどん掘り下げていく。

浮かんでいるシーンを物語の時系列で並び替える

物語として足りない部分を追加する

完成

照「これをプロットと言う人もいる。
  物語の設計図だね」



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1.簡単なSSの書き方(一歩踏み込んで)





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淡「うーん」

菫「どうした淡。また悩んでるみたいだが」

淡「えとね、前に作った流れのとおりに
  書こうとしてるんだけど…
  なんかうまく繋がらないんだよねー」

淡「後はこう、ちょっと
  盛り上がりに欠けるっていうか」

照「ふむ。どちらも書き手としては
  よくある悩みだと思うよ」

淡「どうしたらいいの?」

照「繋がりが悪い時は、おそらく
  箇条書きの練りこみが足りないと思う。
  情報が抜け落ちているんだよ」

照「たとえばどの辺で詰まってる?」

淡「いっぱいあるけど、特に3と4の間かなー。
  ビギナーズラックで儲けたのはいいけど、
  それで友達を失うに繋がるのが難しいなって」

菫「まあなんとなく想像はできるがな」

照「すでにプロットの時点でいいところまで来てる。
  もっと具体的に想像してみよう。
  例えば『FXの事ばっかり考えるようになる』
  関連で少し掘り下げてみよう」


--------------------------------------------------
・FXの事ばっかり考えるようになる
 →のめりこむ
  →ずっと取引の画面をにらめっこするようになる
   →ほかの出来事に触れる機会がなくなる
    →日常会話ができなくなる
  →勝ち負けに一喜一憂して気分が左右される
   →負けた時は周りに当たり散らす
  →友達の誘いを断るようになる
   →休み時間もすぐ携帯で取引画面と睨めっこ
    →独り言でブツブツ呟く
--------------------------------------------------


淡「こわっ!?」

菫「こ、ここまで行ってしまうと、
  確かに友達は離れていくだろうな…」

照「でしょ。詰まった時はとにかく
  もっと詳細化していくといい。
  その内容が思いつかない時、
  思いついたけどなんか物足りない時は
  そのネタ自体があまり面白くないのかもしれない」

照「バッサリ切ってみて、
  別の切り口で考えてみてもいい」



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淡「後はね、プロット通りには書けたんだけど、
  なんか面白みに欠けるなーって」

照「それもよくある話。多分理由はいっぱいあるけれど、
  今回は話の流れに絞って考えてみよう」

照「物語を作る時。各項目は違和感なく
  繋がっていないといけない。
  そこはもうできてると思う」

淡「うん」

照「でも面白い話を書く時には、それだけじゃ足りない。
  各項目は、全て『一番伝えたいところ』を
  強調するために伏線を張っておく必要がある」

淡「一番伝えたいところ…かぁ」

照「まずは今回のプロットを見直してみよう」


-----------------------------------------

1.二条泉がFXに興味を持つ
 →知り合いのフナQがすごい儲けてて
  簡単に儲かりそうだったから

2.二条泉がFXについて調べる
 →そもそもFXって何か知らないから
  前提知識を勉強してみる

3.二条泉がFXをスタートして喜ぶ
 →ビギナーズラックで儲かる

4.二条泉が友達をなくす
 →FXの話ばっかりするようになる
 →目つきが異常に鋭くなり攻撃的になる
 →偉そうになる
  →勝ってる時はまるで大人物の方に振舞う
  →価値基準が金を稼いでるかどうかになる

5.二条泉が上げてから落とされる
 →最初はビギナーズラックで資産が増えてたのに
  ある境からどんどん減っていく様を描く(えがく)

6.二条泉の顔が無様に歪む
6.二条泉がのたうち回る
 →資産大暴落。お金が瞬く間に消えていく過程で
  のたうち回り顔を歪める

7.二条泉が終わる
 →借金まみれになって風俗へ…

-----------------------------------------


照「このプロットで行けば、
  一番書きたいのは6の部分になるね」

淡「そうだね」

照「クライマックスを衝撃的にする方法は
  いくつかあるけど。基本的には
  『山場で大どんでん返しをくらわす』か、
  『一本道だけど山場で
   感情が爆発するように持っていく』
  のどちらかになる」

照「今回の話は流れがシンプルだから、
  先の展開は予想しやすい。
  だから後者の感情爆発型で、
  6をいかに惨たらしくするかが
  ポイントになる」

照「そのために、他のパートに
  伏線を入れておくといい」

菫「具体的にはどんな感じだ?」

照「うーん…そうだね。いろんなパターンがあるけど、
  今回はお涙ちょうだいで行ってみよう」

照「こんな感じの伏線を入れておくと
  話が締まるんじゃないかな」


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1.二条泉がFXに興味を持つ
 →知り合いのフナQがすごい儲けてて
  簡単に儲かりそうだったから
  →『伏線』
   家が貧乏でまともな服すら買えない。
   これで少しでも家族を楽にさせられたら…

2.二条泉がFXについて調べる
 →そもそもFXって何か知らないから
  前提知識を勉強してみる
  →『伏線』
   すごく本気で調べる。
   専門用語もたくさん調べる。
   すべては家族を救うために。

3.二条泉がFXをスタートして喜ぶ
 →ビギナーズラックで儲かる
  →『伏線』
   お母さんが涙を流して喜ぶ。
   家族全員、肩を抱き合って喜びあう。

4.二条泉が友達をなくす
 →FXの話ばっかりするようになる
 →目つきが異常に鋭くなり攻撃的になる
 →偉そうになる
  →勝ってる時はまるで大人物の方に振舞う
  →価値基準が金を稼いでるかどうかになる
   →『伏線』
    それでも二条泉は自分を省みない。
    実際に家族を救う道は
    これしかないのだと思っているから。

4a.『伏線』
 フナQが警告する。調子に乗ると身を滅ぼすと。
 二条泉は聞き入れない。
 なぜなら、父親がリストラされて
 稼ぎ手が二条泉しかいなくなってしまったから。

5.二条泉が上げてから落とされる
 →最初はビギナーズラックで資産が増えてたのに
  ある境からどんどん減っていく様を描く(えがく)

6.二条泉の顔が無様に歪む
6.二条泉がのたうち回る
 →資産大暴落。お金が瞬く間に消えていく過程で
  のたうち回り顔を歪める
  『伏線回収』
  助けて!このままじゃ、うちの家が!
  終わる!全員死んでしまう!!
  みたいな感じで一気に感情を爆発させる。

7.二条泉が終わる
 →借金まみれになって風俗へ…
  『伏線回収』
  単に自分だけの問題じゃない。
  何とかしないと家庭が崩壊してしまうから…
  二条泉の目に光はもう灯らない。
  そして、これからもずっと。


-----------------------------------------


照「どうだろう。淡々とした転落物語から
  ずいぶん悲愴な感じに
  なったんじゃないかな」

菫「悲惨すぎるだろう」

淡「でも、確かにこっちの方が
  ぐっと心に来るね!」

照「ギャグの場合でも同じ。
  その場合は、ひたすら調子に乗らせる事で
  6の崩壊時に読者に『ざまぁみろ!』って
  思わせるように仕向ける事になる」

菫「だからお前達
  二条泉に恨みでもあるのか?」

照「まあ題材の是非は置いといて。
  今回話した内容をまとめてみよう」


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一歩踏み込んで:まとめ☆
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プロットの項目間で話が繋がりにくいと思ったら、
さらに想像を膨らませて項目を細分化していく。
どれだけ細分化しても繋がらない場合は
項目自体が微妙なのかも。
思い切って考え直すのもあり。


一番書きたい、印象付けたいと思うシーンを決めて、
そのシーンに繋がる伏線を
別のシーンに埋め込んでおく。
こうする事で一番印象付けたいシーンの
インパクトが一気に上がる。
さらに全体としての繋がりが一層強くなって
物語の完成度がぐっと上がる。



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照「こんな感じかな。細かい言い回しとか
  表現方法はいろいろあるけど、
  まずは物語の軸をしっかり整えるのが先決」

照「人によってはこの手のプロットを作らず
  いきなり書き出したりする人もいる。
  でもそれで書ける人はすでに書き慣れてるか、
  話自体がすごく短い場合だと思う」

照「そんなに手間がかかる作業でもないから、
  こういう骨組みを作るくせをつけるといいよ」

淡「はーい!」

照「二条泉が転落する話、楽しみにしてる」

淡「任せておいて!」

菫「いやいや、お前達忘れてないか?」

照「何を?」

菫「いや…これ、文化祭のクラスでやる劇だぞ?
  こんな凄惨な劇できるわけないだろ」

淡「そうだった!もっと軽いノリで行くつもりだったけど、
  ここまで行っちゃうとちょっと冗談じゃすまないよね」

照「…じゃあまあ、小説として執筆して
  二条さんにプレゼントしよう」

淡「そうしよう!」

菫「…二条の奴が病まないといいけどな」



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泉「……」

セーラ
 「んぁ?どした泉。えらいふさぎ込んどるけど」

フナQ
 「…何か、白糸台の連中が泉を題材にした
  小説を送ってきよったらしいですわ」

竜華
 「うっわ何それめっちゃ羨ましい!
  なんでそれで落ち込むん!?」

怜「…結末が超バッドエンドやったらしいわ。
  正直恨みでもあるんかと思うくらいにな」

泉「……」


泉「よし。私、決めましたわ」

セーラ
 「…な、何をや?」



泉「私…FXだけは絶対手を出しません」




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…というわけでちょっと読み物チックに
 「私がこう書いてる」みたいなのを
 書きなぐってみました。
 
 面白かった!と思ったらコメントとかで
 感想もらえたら続くかもしれません。

 これを機会に、咲SSを書き始める人が
 増えてくれるとうれしいな!


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posted by ぷちどろっぷ at 2015年09月05日 | Comment(4) | TrackBack(0) | 咲-Saki-
この記事へのコメント
純粋に作品を拝読することを楽しみにこちらに飛んで来てる者です。こちらの記事のおかげで、自己満足で書いてる小説に詰まってた箇所の突破口が見えました。ありがとうございます。

そしてこの絶望感あふれる二条さんはいつ公開されるのか楽しみで仕方ないです。
Posted by at 2015年09月06日 02:49
わたしも小説を書いたりするのでためになりました!
でもそんなにうまく書ける気はしないです。
さすがぷちどろっぷさんですね。
尊敬します。
Posted by at 2015年09月06日 09:22
すごい参考になりました!
いいオチでした(笑)
Posted by at 2015年09月06日 10:22
なんだか咲SSを書くのに詰まってしまったので見返しに来ました。話にパンチが足りないなぁと思ってたので、とても参考になりました!ありがとうございます!
Posted by at 2017年01月09日 04:23
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