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【咲-Saki-SS:久咲】久「そして犬が増えていく」【R18】【狂気】【依存】

<あらすじ>
久「↓この話の私視点よ!」

咲「パブロフの犬」
http://yandereyuri.sblo.jp/article/177467486.html
(※解説編に近いので先にこちらを読んでないと
  よくわからないと思います)

<登場人物>
竹井久,宮永咲,原村和

<症状>
・異常行動(重度)
・知能低下(重度)
・狂気(重度)
・性欲過多(重度)

<その他>
次のリクエストに対する作品です。
・どろどろえろえろ久咲

※お題の都合上、露骨な性描写を多分に含みます
 むしろそれしかありません。
 未成年の方、苦手な方は
 閲覧せずページを閉じてください



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事件が起きたあの日の放課後
竹井久は宮永咲より先に覚醒していた


(な、何コレ…とんでもない事になってない?)


ただベッドを共有して寝ただけの事
なのに、まるで情交を重ねたように
肌が絡み合っている

それは彼女にとっても想定外の出来事だった
みるみる頬を火照らせつつも、
彼女はなんとか状況を把握しようとする

太ももに後輩の秘部が密着していた
その灼けるような熱さとぬめりに、
竹井久は戸惑いを隠せない
その熱を感じているうちに、
覚醒したはずの頭がまたぼーっとしてきてしまう


(ど、どうしたもんかしら……
 これ、下手に動いたら
 逆に私が犯人みたいよね?)


竹井久が判断に迷っているうちに、
事態はさらに動き始める
なんと、宮永咲が腰を擦りつけ始めたのだ


(まって、待って待って待って!
 もうわけわかんないんだけど!?)


意外な展開に動転した彼女の選択は、
そのまま狸寝入りを続ける事だった


『………っっっ!!』


竹井久が息をひそめる中、
宮永咲の動きは激しさを増して行く
前後する宮永咲の秘部が、竹井久の太ももに、
執拗に愛液を塗り込んでいく


(何よっ…何なのよ、これっ…)


竹井久の意識に靄がかかり始める
部屋全体に、粘るようないやらしい空気が漂っていて
ただ息を吸うだけで行為に加担しているような、
卑猥な気持ちが膨らんでしまう

むずむずと腰が疼いてくる
僅かに聞こえる息遣いが耳をくすぐる度、
こちらまでつられて息が上がってきて
傍らで奔放に腰を振る後輩が羨ましくなってくる


いっそ自分もおかしくなって、
二匹で獣のように盛ってしまおうか
なんて、竹井久の思考が肉欲に融かされそうになった時
目と鼻の先で後輩が大きくのけぞった


『んんんんっっっ……!!!』


宮永咲は数秒硬直した後、ぶるぶると内股を震わせる
全身からどっと汗が噴き出して、
じっとりと竹井久の身体を湿らせた
はあはあと荒い息を吐き出し続け、
今なお何かに耐えるようにぎゅっと目を閉じている


(さ、咲、イッちゃってる…私の身体で…咲が……)


自分の身体を使って愛しい後輩が絶頂に昇りつめた
その事実は竹井久の脳を致命的に痺れさせ、
無意識に腰がヒクついてしまう

そのわずかな振動は、竹井久の秘部にも伝わっていく
ほんの少し震えただけ、なのにそれは
今まで経験した事のない程の官能を下腹部にもたらし、
竹井久はつい声を漏らしてしまった


『んっ……!』


刹那、後輩がびくりと全身を震えさせる
怯えたように竹井久の顔を覗き込むと、
次の動向を固唾を飲んで見守った

竹井久も気が気ではなかった
必死に動揺をひた隠し、あくまで寝返りを打った体を装う


『……ふぅ』


やがて警戒を解いたのだろう
宮永咲は絶頂に火照る体を弛緩させ、
ぬるついた陰唇を押し付けたまま眠ってしまう

後には、熱に浮かされた竹井久だけが残された


(どうしろってのよ……)


気持ちよさそうに眠る後輩の寝息を聞きながら、
竹井久は心の中で毒づいた

耐えがたい疼きが今も、チリチリと
彼女の下腹部を襲い続けている
ただ下腹部に力を入れるだけで、
じわりと快感が広がっていく

こっそりと指を足の付け根に滑らせてみた
秘部に到達するまでもなく濡れているのがわかった
太ももは言うに及ばず、お尻まで
愛液でどろどろになっている

竹井久は泣きたくなった
それでも何とか踏み止まると、
宮永咲を刺激しないように、
最新の注意を払って引き剥がした



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『そして、犬が増えていく』




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この事件は竹井久の心に深刻な影響をもたらした
それでもまだこの時点では、彼女は
宮永咲に比べれば健常な精神を保っていたと言える

問題となったのは二度目
これも、彼女が本当に眠気に襲われて
ベッドに身を委ねようとした時の事だった


『あ!待ってください!わ、私も眠いです!!』


宮永咲が、懐に潜り込んできた
…それも、明らかに『何か』を期待して、
その目をとろりと潤ませながら


(な、何なのよその目…絶対寝る気ないでしょ)


こうなると竹井久も眠るどころの話ではない
目を閉じて寝たふりを始めるも、
心臓の鼓動は早まるばかりだった

互いの肌が密着し、少しずつ衣服がはだけていく
宮永咲が誘うように、両の足を少しずつ開き始める
仕方なく、促されるままに足を股に滑り込ませると、
甘えるように太ももでがっちりと挟まれた

やがて宮永咲の秘部が竹井久の足に触れる
そこはもう既に濡れていた
ぬめりを脳が感知して、軽く意識を飛ばされる
宮永咲の熱が伝染するように、じわじわと、
腹の奥から甘い熱が広がってきてしまう


(勘弁してよっ…こんなの、
 こっちまでおかしくなるじゃない…っ)


徐々に竹井久の理性が削れてゆく

ほんの少し目を開けば、後輩が
心底気持ちよさそうに身をくねらせている

なぜ自分だけが忍耐を強いられるのか
むしろ足をゆり動かしてやれば、
今の宮永咲なら悦んで
擦り寄ってくるのではないだろうか


(そうよ、咲の方から仕掛けてきたんだし、
 何したって許されるんじゃない?)


脳がどろりと変質していく
思考が淫らに作り変えられていく
それでも、ここで踏み止まってさえいれば、
彼女はただの『被害者』で終わっていただろう

なのに腰を振る後輩の姿から、ある逸話を
連想してしまったのが間違いだった


(それにしてもこの子、よくもまあ
 こんな大胆なマネできるわね)

(前回バレなかったから、今回も
 大丈夫とか思ってるのかしら?)

(それってなんだか――)


『パブロフの犬みたいね』


パブロフの犬
それは犬を使った条件反射に関する実験

犬にメトロノームの音を聞かせながら餌を与える
これを繰り返し行う事で、
メトロノームイコール餌の回路が
犬の脳内にできあがる

こうなってしまった犬は、
メトロノームの音が聞こえただけで
唾を分泌させるようになるという


涎を垂らす犬の姿が、同衾をねだる咲の姿に重なった


――私が寝てる時にオナニーして気持ちよかった

――もう一度同じ快感を味わいたい

――私が寝る度にオナニーするのが癖になる

――私と寝たらオナニーしないと気が済まなくなる


(なんて、咲を『躾ける』事もできるのかしら)


およそまともとは思えない計画だった
だが、寝ている間に後輩に自慰の道具に使われる
そんな異常な状態が、彼女の思考を狂わせていた


(試してみましょっか。題して、
 『竹井久の咲』ってところかしら?)


やがて宮永咲はくったりと体を弛緩させ、
幸せそうに寝息を立てる
そんな宮永咲の頭を撫でながら、
竹井久は艶めいた笑みを浮かべた



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宮永咲を犬に躾ける
とは言え、そのために竹井久がした事は多くない

特定の条件が整った時に、思う存分快楽を貪らせる
それ以外の時は逆に少しストレスを与える
大きく言えばたったこれだけの事だった


『一応言っておくわね。これから私、
 火曜日と木曜日はどっぷりと眠るから』

『なんでじゃ』

『ちょっと模試の関係でねー。
 夜通し勉強しようかなって』

『代わりと言っちゃなんだけど、
 月曜日と水曜日はがっつり
 鍛えてあげるから覚悟なさい!』

『…その時間を勉強に回せばええんじゃないか?』


まずは部室で眠る曜日を固定する
『この曜日は自慰の日』と、咲に習慣づけるためだ

火曜日と木曜日にしたのも意味がある
竹井久は宮永咲の自慰事情を知らないが、
流石に週三回は多すぎるだろうと考えた
とはいえ週一回では物足りない
性欲を肥大化させるためにも
ある程度の回数は必要だろう

週初めの月曜日と週の終わりの金曜日も避けた
あえてキリを悪くする事で、
適度に欲求不満の状態を保つためだ


次に、寝る時間も明確に限定する
竹井久は宮永咲の前でこれ見よがしに
タイマーをセットする事にした


『あれ、アラーム使うんですね』

『うん。最近涼しくなってきたせいか、
 いくらでも寝られちゃうからねー』

『これ鳴っても起きなかったら
 起こしてくれる?というか、
 多分私は起きないから』


嘘だった、竹井久は常に起きている

だからこれは、言外の宮永咲へのメッセージ
『鳴るまでは私を好きにしていいのよ?』
そう宮永咲に伝えるためのものだった


最後に、自慰が終わった後、
全力で宮永咲を甘やかしてやる事にした
罪悪感を削ぐためだ

竹井久が受け入れているとは言え、
客観的に見れば宮永咲のしている事は性犯罪に違いない
だからこそ、良心の呵責を感じなくなるように
思考力を削ぎ落とす


ただこれだけだ
これだけを、ルーチンとして繰り返す事にする
首尾よくいけば、宮永咲は火曜日と木曜日に
愛液が止まらなくなるだろう
そう、さながら犬が涎を垂らすかの如く


(…結果が出るのが楽しみね?)


竹井久は口角をにやりと上げた

その実験が、宮永咲と自分にどれ程
恐ろしい結果をもたらすのかも知らず



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宮永咲は面白い程術中に嵌っていった
おそらくは彼女も、性に対する経験が
ほとんどなかったのだろう
覚えたばかりの自慰に夢中になり、
さらには竹井久にも夢中になった

タイマーを掛けて二人で布団をかぶると、
宮永咲を優しく包み込む
目を閉じてわざとらしい寝息を立てながら、
くいくいと足を押し付けてやる
まるで、『使いなさい』と言わんばかりに

もう宮永咲も躊躇はしない
当然のように竹井久の足を付け根まで受け入れる
ぬるぬるとした滑らかな感触の中に、
コリコリと何かが尖っているのを感じた

執拗に擦りつけられ、開発され始めた陰核が、
肥大化した事で剥けるようになってしまったのだ


(…ふふ)


さも寝がえりのように身をよじりながら、
ゴリッとそれを押し潰してやると、
宮永咲は『んぁっ』と声を漏らす
その後、恐る恐るその突起を意識的に擦りつけ始めた


『あっ、ああっ、これっ、気持ちいいっっ』


相当気に入ったのだろう
宮永咲は無我夢中でそれを押し潰すと、
何度も喜びの悲鳴を上げた


タイマーが鳴り響き、瞼を開いた後も重要だ
淫靡な余韻に浸る咲に微笑みかけ、
穏やかに頭を撫でてやる
何度も、何度も、丁寧に
上手に命令をこなせた犬を褒めてやるように

撫でてやる度、宮永咲の目から
知能の光が消えていく
『いい子ね、咲』なんて声を掛けてやると、
さも嬉しそうに頬ずりしてきた

撫でていた手をスライドさせて、
今度は背中を撫でてやる
ひくくっ、と艶やかに体が震え、
宮永咲が甘ったるい吐息を漏らす

手の熱を伝えるように、上から下へ、下から上へ
何度も何度も撫でまわす


『はぁっ、せんぱい…たけい、せんぱぃ……っ』


声に欲情の色が混じり始めたのを確認して
竹井久はようやく撫でるのをやめる

宮永咲は熱に浮かされた表情で、
ねだるように腰をぶつける

それを数回繰り返した後、
はっと我に返ったように目を見開いて
慌てて先輩からその身を離す

自分がどれ程の醜態を晒しているのか気づいたのだろう
宮永咲はベッドから飛び起きると、
身だしなみを整え始めた

だがそんな彼女は気づいていない
さっきまで腰を下ろしていたシーツが、
べっちょりと愛液で濡れていた事を



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ルーチンの回数を重ねるうちに、
宮永咲はどんどんおかしくなっていった

特に注意力の欠如が著しい
どうやら一度交尾が始まると、
酷く知能が低下してしまうらしかった


例えばタイマーが部屋中に轟いて、
竹井久がゆっくりと瞼を開くとする


『ぁっ、竹井先輩っ…おはよぅございます…んっ』


確かに宮永咲の腰は止まっている
でも、ただそれだけだ

荒い息に肩を上下させ、
湯気が出る程に熱い息を吐いている

口の端からは涎を垂らし、
目はとろんと欲情に濡れていて、
誰が見ても事後だと確信するような表情だった


(…この子、もう隠す気ないのかしら)


心の中で苦笑しながら、竹井久はその表情を視姦した


次は下半身に視線を落とす
挟み込んでいた足は離され、秘部は確かに隠されている
竹井久に塗りたくった愛液も
ウェットティッシュで拭き取ってはいる
一見すれば、濃密な行為の跡は見つけられない

でもそれは竹井久の方だけだ
注意深く咲を観察すれば
衣服の一部に粘液がてらてらとこびり付き、
スカートから覗く足はどろりと愛液が伝っている


(…さっき拭いてたわよね?なのに、
 もうあんなトロトロになっちゃったの?)


竹井久の想定をはるかに超えるスピードで、
宮永咲は駄目になっていた

抱き寄せて背中を撫で回してやると、
すぐにもぞりと腰が蠢き、
ゆるゆると腰を押し付けてくる
耳に息を吹きかけてやると、
『ふぁぁっ』だなんて、劣情に塗れた声で鳴く


(……っ)


止めを刺してやりたい気持ちに駆られる
今すぐそのスカートをめくり上げ、
不躾に指を這わせてやりたくなる
淫らに育ち始めた陰核をごりごりと
指で挟んで潰してやりたくなる

おそらく宮永咲は抵抗しないだろう
悦んで腰を押し付けてくるだろう


(…駄目、まだ。まだ実験は終わってないわ)


もっと、もっと、もっと、もっと
宮永咲には、もっと駄目になってもらわなければ

秘密を暴露され、それでも発情が止められず
自ら交尾を求めて腰を振り立てるまで


(辛抱なさい竹井久。どうせ、そんなに遠くはないわ)


竹井久は必死で欲望を抑えつけると、
いつものように宮永咲の劣情を刺激して
その身を離した

そんな竹井久は気づかない

宮永咲が浅ましいケダモノに堕ちていくように
竹井久もまた、欲望が抑えられなくなっている事に



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退屈な週末が終わり、
焦らすような月曜日も過ぎ去って
竹井久は胸を高揚させていた

頭の中は放課後の事でいっぱいだ
まるで、脳に薄い膜が張ったような感覚
全てがいやらしい妄想に遮断されて、
周りの情報が正確に入ってこない

放課のチャイムが木霊すると、
竹井久は一目散に部室に向かう
愛する雌犬は既に息を切らしながら待っていた


『ふふっ、咲ったら早いわねぇ。
 そんなに待ち遠しかった?』

『は、はぃっ…昨日から、ずっと楽しみでしたっ…』


まるで恋人が蜜事を始める前のように、
二人は艶やかに肌を密着させる
タイマーを掛けて布団に潜り込むと、
宮永咲は首に手を回して抱きついてきた
背中を優しく撫でながら、竹井久は目を閉じる

程なくして宮永咲が腰を揺すり始める
竹井久は気づかれないように、
わずかに足を動かしてやる


この時おそらく竹井久は、自分だけは
居眠りする様を装えていると考えていただろう

しかし実際には、竹井久の知能も著しく低下していた

確かにその目は閉じている
だが頬は明らかに紅潮し、
弾む息で口がわずかに開いてしまっている

スカートが捲れ上がって露わになった秘部は、
宮永咲に勝るとも劣らずべちょべちょになっていた

確かに同レベルの咲には気づかれていない
だが、その光景を見た者がいればこう断定しただろう


『二人でセックスに溺れている』と


堕ちていく宮永咲に引き摺られ、
竹井久も浅ましく堕ちていた
否、むしろ直接的に性欲を解消していない分、
竹井久の方が深刻だったと言える

その事実にいち早く気づく事ができたなら、
少しは結末も違っていたのかもしれない


だがすでに手遅れだった

もはや竹井久は、宮永咲を雌に落とす事以外
何も考えられなくなっていた



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そして、ついに『決行』の日が訪れる




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テスト週間に狙いを定め、竹井久は
宮永咲の性欲をコントロールした

先週の木曜日には、あえていつもより
短めにタイマーをセットした

規定時間より早く行為を中断され、
物足りなさそうな顔をする後輩の腰を、
入念に掌で撫で回してやった


『んんっ……ひさ、さんっ……』


宮永咲の腰がくねり始めても、見て見ぬふりで愛撫を続け
やがて、小刻みに痙攣し始めるのを
見届けてから手を引いた


『あっ、ひささんっ…ひささんっっ……


宮永咲はもはや欲求不満を隠そうともせず、
切なげな表情で体を擦りつけてくる
そんな宮永咲を引きはがしながら、
にっこり笑顔でこう告げた


『また来週ね?来週はテスト週間だから、
 誰にも邪魔されずに寝られるし』


宮永咲の表情が期待に緩んでいったのを、
竹井久は見逃さなかった

もしその言葉さえなかったなら、
宮永咲は週末の間に自宅で
自慰をしていただろう

だが宮永咲は、自らを焦らす道を選択した

『いっぱいいっぱい我慢して、
 火曜日に思いっきりイッた方が気持ちいい』

自然とそう考えてしまう程、
宮永咲は快楽に貪欲になっていた

かくして彼女は、自ら率先して
自分を追い込んでいく事になる


あくる日の火曜日
宮永咲の有様は酷いものだった


『ぁっ…おは、おはょぅ、ござぃます……』


体中に熱が溜まって、肌に赤みがさしている
火照りに汗が止まらなくなり、
表情は熱に浮かされて虚ろになっている

明らかにただ事ではないその様相に、
教師は慌てて保健室に行く事を促した
実際には、ただ発情していただけなのだが


『はぁ、はぁ、はぁ』


ふらふらと体を左右に揺らしながら、
宮永咲は保健室へと歩みを進める

注意深く観察する者がいれば、
彼女の足から、『ぱたっ、ぱたたっ』と粘液が
垂れ落ちている事に気づいただろう

もはや宮永咲の肢体は完全に狂っており、
朝から愛液が止まらなくなっていた

それでも、この時それに気づく者が居れば、
まだ宮永咲は助かったかもしれない

だが不幸にも彼女の痴態は見つからず
限界を越えて膨らみ続ける肉欲を押し込めながら、
ひたすら放課後を待つ事になった



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放課後になるなり部室に駆け付けた竹井久は、
計画の成功を確信する

宮永咲はすでに部室で待機していた
もぞもぞとせわしなく体を動かしながら

先輩の姿を目に留めるなり、宮永咲はぶるりと震える
ヒクつく腰によろめきながら、宮永咲が立ち上がる
そして開口一番、上擦った声を投げ掛けた


『すぐ、いますぐねましょう!!』


目は潤みきり、口の端から涎が垂れている
その表情だけを目にしただけで、
久の脳内で何かが弾け、
ちかちかと黄色の光が明滅する

思わずへたり込みそうになりつつも
なんとか踏みとどまって、竹井久は宮永咲の手を引いた



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そして、宮永咲は犬に堕ちる




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「ぅ゛あ゛〜〜〜っ!!!あ゛ぁぁあ〜〜っっっっ!!!!」


ひたすらお預けを喰らった後の絶頂に、宮永咲は我を失う

幾度となく腰が跳ね、びゅっ、びゅるっと愛液を押し出し、
果ては尿道から水流が弧を描いた

それでも絶頂は止まらない
痙攣が止まらない
爆ぜる、爆ぜる、爆ぜる、爆ぜる

その強すぎる快楽に、宮永咲の脳は耐えられなかった
それはさながら、過剰に流れた電流に、
焼き切れてしまった回路のように


「ふぁあぁ…………


頬の筋肉をだらしなく弛緩させる
ぶるりと太ももを震わせ、ごく自然に失禁しながら
たるみきったその表情からは、
人間らしさは一切伺えない





そう、本能を余す事無く満たされ、
満足しきった犬が見せる表情にそっくりだった
咲は完全に堕ちてしまったのだ


だが、堕ちたのは一匹だけではなかった


人知れずもう一匹壊れていた
宮永咲以上にお預けを喰らい続け、
宮永咲以上にずっと欲求不満を押し殺し続けた竹井久

そんな彼女の思考回路は、狂ったように達する宮永咲を前に、
ついに、ついに焼き切れてしまう


「もう、我慢しなくていいわよね!
 さきも、さきもイヌになったんだもの!」

「今までがまんしたぶん、
 思いっきりめちゃくちゃにしてあげるわ!」


追い詰められた声でそう叫ぶと、
竹井久は宮永咲の足を掴む

そして、足を自らの足で挟むようにして、
秘部を宮永咲のそれに押し付けた


「ふぁぁぁあっっっ!?」


深すぎる絶頂からようやく降りてきたばかりの宮永咲は、
敏感になっている陰核に何かが押し付けられるのを感じ、
目に涙を浮かべて体を硬直させる

だがそんな宮永咲以上に、竹井久の身体は
常軌を逸した過剰反応を示した

まるで、体全体に電流を流されたかのように、
びくっっっ、びくっっっと、
激しく、異常に体を痙攣させる


「〜゛〜゛〜゛〜゛〜〜っっっっ!!!!」


それは先程の宮永咲の再来だった
ずっと、ずっとお預けを喰らい続けた竹井久の身体は、
ただの一擦りにも耐えられず、
壊れたように全身を震わせる

弁が壊れてしまったように、まるで漏らすかのように
尋常じゃない量の愛液が噴き出し続ける


「な゛に゛これ゛っ、な゛にこっ、あ゛っっ!!!」


快楽慣れしていない竹井久の心と体では、
その絶頂を受け止めらない
ただ泣きじゃくり、宮永咲の足に縋りつく
それでも快楽はうねり続け、竹井久を破壊し続ける

秘部から尿が迸り、ぐるりと白目を剥き始めても、
その蠕動が納まる事はなかった
やがて彼女は観念したように目を閉じて、
絶頂に壊される事を受け入れる


「あ゛っ……あ゛っっ………



そして長時間に及ぶ絶頂が過ぎ去り、次に彼女が瞼を開いた時

その目は、完全に狂ってしまっていた



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こうして、竹井久によるパブロフの犬実験は
見事、劇的な成功をおさめる




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そして、実験の結果……
社会性を失った二匹の雌犬が残された




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原村和はこのところ気になっている事があった。

火曜日と木曜日の放課後、宮永咲と竹井久が
揃って姿を消してしまうのだ。

異常なのはその日だけではない。
部活に顔を出す他の曜日も、
どこか精彩を欠き、熱に浮かされた様な
表情を浮かべている。

それは決して単なる原村和の推測だけではなく、
対局の結果としても如実に表れていた。


(…最近の咲さんは、どこか思考力が
 低下している気がします)

(咲さんだけではありませんね。
 竹井先輩もどこかおかしい)

(このままでは困ります。今日こそは、
 咲さんを捕まえて話をしましょう)


無論、原村和は二匹に染み付いた習慣の事を知らない。
だからこそ、その習慣を邪魔する事が、
二匹にどれ程深刻な影響を与えるのか知りもせず。


深く考えもせず、領域に足を踏み入れた。


「さ、咲さん!ちょっと待ってください!」


学校の終了を告げる音と共に、
足早に消え去ろうとする宮永咲の腕を原村和が掴む。
その腕の異常な熱さに、原村和は眉を潜めた。


「いつもどこに行ってるんですか!?
 こんなに長期間、しかも週に2回も
 部活を休まれたら困りま……」

「……っ!?」


思いを全て吐き出し終わる前に、
原村和の言葉が止まる。

視界に留めた宮永咲は、
明らかに異常な様相を呈していた。


「な、なんですか…!?そ、の、それはっ……!」


宮永咲の眉はだらしなく下がり、まるで犬のように、
へっへと舌と涎を垂らしている。

腰はカクカクとリズミカルに蠢いていて、
よく見ればスカートから覗く足は
何らかの液体でどろどろになっていた。


(な、なんですかこれは…
 これは、これはまるでっ……!)


『発情』しているみたいではないか


原村和に性の経験はない。
それでもわずかに蓄えた知識が、
宮永咲の状態をそう結論付けてしまう。
否、知識というよりも、本能的に察してしまった、
という方が正しいかもしれない。

それ程までに、宮永咲は欲望が剥き出しだった。


「さ、咲さん…一体どうしてしまったんですか!」


狼狽える原村和だったが、捕らえられた咲は
それ以上に追い詰められていた。

邪魔された、気持ちいいのを邪魔された、
こうび、はやくしたいのに、こうび、こうび、こうび!!


「はっ、はなして!こうび、
 こうびのじかんがへっちゃう!!」


そこが廊下である事もおかまいなしに、
宮永咲は思ったままを叫んでしまう。

幸いにも、否、不幸にも、
その叫びを耳にしたのは原村和だけだった。
そして、原村和は目の前の犬が発した言語を
まるで理解する事ができない。


「な、何を言ってるんですか…さき、さん……?」

「いいからはなして、こうびのじゃましないで!」


わからない、こうび?交尾?何かの暗喩?
とにかく、宮永咲がおかしい事に間違いはない。

言葉の意味はよくわからないけれど、
今、彼女を一人にしてはいけない事だけはわかる。


「駄目です!今の咲さんは普通じゃありません!
 とりあえず保健室に連れて行きます!」


宮永咲はいやいやとかぶりを振って、
捕まれた腕を乱暴に振りほどこうとする。
それでも怯む事無く必死で抑えつけていると――


――もう一匹の犬が姿を現した。


「さき、なにしてるの?ずっと、ずっとまってたのに」

「あっ、ひささんたすけて!
 こうびしたいのにはなれてくれないの!」

「た、竹井先輩!咲さんがその、
 おかしくなってしまって…!」


舌ったらずに叫ぶ宮永咲の声に、竹井久は眉間にしわを寄せた。
その表情は少なからず原村和に恐怖をもたらしたが、
それでも、敬愛する先輩に対して助け舟を求める。


だが、両者の声を聞き届けた竹井久は、
次の瞬間驚くべき行動に出た。


「そう。のどかにつかまってたのね」


竹井久はつかつかと原村和の前に歩み寄る。
そして、間髪入れずにそのスカートの中に指を潜り込ませた。


「なっ!?!?」


反射的に足が閉じる前に、指が秘部に辿り着く。
掌全体が陰唇を包み込むように押し当てられる


「な、な、なっっ」

「何するんですk…んんっ!!??」


突然の凶行に、原村和は抗議しようとする
だが怒りの言葉を唱える途中で、体がびくりと激しく跳ねた


ごりゅっ


「ねえのどか、じゃましないでくれる?
 わたしたち、このじかんに
 こうびしないとだめになっちゃうの」


ごりゅっ


「ずっとがまんしてたのよ?
 はやくきもちよくなりたいの」


ぐりゅっ


「『ここ』をね、『こうやって』こねくりまわしたいの。
 さきとにひきで、いっぱいすりつけたいの」


ぬりゅ、ぬちゅっ


「そうするとすごくきもちいい、
 どんどん『ここ』がかたくなって、
 あたまがまっしろになっていく」


くりゅっ、にゅるっ、こりゅっ


「それで、なんどもなんども、こしをぶつけて、
 イッて、イッて、イキまくって、
 そのうち、おしっこもらしちゃってね?」


ぬちゅっ、ぬちゅっ、ぬちゅっ、ぬちゅっ


「きをうしなうまで、にひきでイクの。
 そうしないとね?わたしたち、
 もう、くるっちゃうのよ」


ぬちゅ、ぬちゅ、ぬちゅ、ぬちゅ


「わかってくれる?わかってくれるわよね?
 あなたの『ここ』は、わかってくれたみたいよ?」


ぬちゅっ、くちゅっ、ぬりゅっ、こりゅっ、
こりゅっ、ぬちっ、くちゃっ、ごりゅっ!!


膨大な時間を交尾に費やした久の指は、
どこまでも的確に和の身体を狂わせていく

自慰すらした事もない原村和では、
与えられた刺激が禁忌の快感なのだと気づく事もできない

動転して抗うのが遅れるうちに、
久はわずかに染み出した愛液を指にすくって、
二本の指で淫核を挟むように擦り上げた

擦り上げる、乾く、愛液を中指ですくう、
ねたくる、挟んで擦る、擦る、擦る
今度はもう乾かない、ぬめりがどんどん溢れていく


無意識のうちに、和の手が咲から離れる
それを見届けた直後、竹井久は止めを刺すように
陰核をごりゅっと押し潰し…


原村和に、一生消えない傷と快楽を叩き込んだ


「ん゛ぁぁあ゛ぁあぁ゛ぁ゛っっっ!!?!?」


絶叫と共に原村和は大きくのけぞり、
そのまま地べたにへたりこむ
肩で息を吐く彼女の足元に、
じわり、じわりと生温かい液体が広がっていく


「…ふふ、きもちよかったでしょ?
 まんぞくしたら、もうじゃましないでね?」

「さ、いきましょ、さき」


指にべっとりとこびり付いた蜜を
舌で舐め取りながら、竹井久が甘く囁く

そして足元に縋りついてきたつがいを抱き寄せると、
ふらふらと、二匹でどこかへ消えていった


「ぅっ、くっ…ふっっ……」


後には、茫然自失の原村和だけが残される
心に大きな傷を負い、嗚咽を繰り返す原村和だけが

惨めで、無様で、悲しかった
でもそれ以上に、下半身のヒクつきが
納まらなくて怖かった

涙が止まらない程悲しいのに、
下半身はとろとろに蕩けていて、
脳が痺れて思考が定まらない


竹井久は、そして原村和は気づいていなかった
この竹井久の行動が、新たな
犬予備軍を作り出してしまった事に


――咲さんと竹井先輩は、特定の曜日の放課後、
  淫らな行為に耽っている

――二人をあのままにしておいてはいけない
  例え、手痛い報復が待っていたとしても

――私が止めなければならない
  もしかしたら、また、あんなふうに、
  その、あそこを、指で、ぐりぐり、
  いじられて、あたまが、まっしろになって、
  ふわって、ぜんしんが、びくびく




次はもくようび、ほうかご、また、とめないと



--------------------------------------------------------




そして、『実験』は繰り返される




(完)
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posted by ぷちどろっぷ at 2016年11月13日 | Comment(5) | TrackBack(0) | 咲-Saki-
この記事へのコメント
怖かった…。
この後学校に竹井ハーレムが形成される…、かも?
Posted by at 2016年11月13日 21:25
ドロドロの感じがとてもいいです。最後の2人のねっとりとした関係はたまらないです。
Posted by at 2016年11月13日 22:32
ベッドタイムストーリーにしようとしたのは過ちだった…でも久さん素敵なのよー
Posted by at 2016年11月14日 03:19
いいっすね〜
いいっすね〜
久さんも咲さんもいいっすね〜

これは…続きを期待してもよろしいのですか!?
Posted by at 2016年11月14日 04:24
原村さん堕ちるの早いっすね。
Posted by at 2016年11月15日 03:39
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