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【咲-Saki-SS:久咲】久「本当の意味で、貴女の事を」【依存】【異常人格】

<あらすじ>
自身の恋愛感情を知覚できない竹井久。
そんな彼女は、身体的な反応により
自分が宮永咲を愛している事を悟る。
やがて二人は同棲し、
肌を重ねあう関係にまで進展を見せた。

だが、それでも彼女の心は晴れない。
気づいていたのだ。結局はこれが
ギブアンドテイクの関係に過ぎない事を。
そして、いつか破局が訪れるだろう事を。

彼女は咲に愛を囁く事ができない。
だって本当に何も感じていないのだから。
咲はそれを知っている。
いずれは愛想をつかすだろう。

そうなる前に動かなければ。
久は大学に入って同級生となった
加治木ゆみに相談するも、
ゆみは逆に問題の根深さを垣間見る。

久が感情を無くした理由。
それは、果たして暴いていい物なのか。
そこには、ほの暗い闇が蠢いていた。

<登場人物>
竹井久,宮永咲,加治木ゆみ,東横桃子

<症状>
・依存
・異常人格→PTSD(心的外傷後ストレス障害)

<その他>
・以下のリクエストに対する作品です。
(ほしいものリスト贈答者様へのお礼です!)
久「咲のごはんが食べたいな」
アフターストーリーの様な物。
久が咲の事を愛してると自覚して
咲の想いが本当の意味で報われる所が見てみたい



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自分の感情を検知できない。
私、竹井久がそんな風に変化したのは、
いつの頃からだったのだろう。

昔はそうでもなかった気がする。
ううん、むしろ人一倍敏感だった。
恋愛、友愛、家族愛。
それらは確かにこの胸を焦がし、
私にぬくもりを与えてくれた。

今はもう感じない。例え体が反応しても、
目から涙がこぼれていても。
心がそれを感じ取る事はなくなった。

一体いつからだったのだろう。
私が、私の機能が壊れてしまったのは。

わからない。わからないけれど、
ただ一つ言える事、それは。
『そんな機能なくたって構わない』って事だ。


私は、今のままでいい。



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『本当の意味で、貴女の事を』




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今、私は咲と付き合っている。
私の卒業を機に咲が我が家に引っ越してきて、
そのまま共同生活が始まった。

言ってしまえば同棲だ。今の状況を鑑みれば、
付き合っているというよりも
事実婚と言った方が正しいかもしれない。


朝、時計の針が7時を指すと、
咲が優しく揺り動かして起こしてくれる。
すでにテーブルに並べられた朝ご飯に舌鼓を打ち、
これまた準備済みのお弁当を持って玄関へ。
玄関で行ってきますのハグとキスをして、
途中まで一緒に歩いて大学に向かう。

大学に着く。お偉い先生のご高説を
要点だけまとめてノートに書き写しながら、
思い浮かべるのは咲のお弁当。
私が寝てる間に作ってくれるから、
献立は開けてみてのお楽しみだ。

2コマのチャイムが鳴って昼食。
手早く食堂のテーブルを確保すると、
お弁当のふたを開ける。
ミニハンバーグにだし巻き卵、
後はトマトに野菜が彩を添えている。
定番ながらも食欲をそそるその有様に、
たまらず口内に唾液が溢れ出す。


『いっただっきまーす』


ぺろりと愛妻弁当を平らげると、
ちょっと仮眠をして再び授業。
終わるなり教室を飛び出して、一目散に清澄高校へ。
咲と再会した後は、OGとして少しだけ麻雀を打って、
残りは課題を消化する時間に充てる。

部活が終われば咲と二人手を取り合って帰路に就く。
スーパーで買い物をすませて家に戻ると、
咲が私を抱き締めてくる。
与えられたぬくもりをお返しするように、
私もその背中に腕を回す。


『ただいま』『おかえり』
『おかえり』『ただいま』


毎日恒例の儀式を終えると、
咲は制服から着替えて台所に向かう。
咲が料理している間、私はお風呂掃除をしたり
お弁当箱を洗ったり、細かい家事を片付けていく。

ご飯ができたら二人で『いただきます』して。
ご飯が終わった後は咲が淹れてくれたお茶で一休み。

一息ついたら食器を洗ったり
お互いに勉強だとかで頭をひねったりして、
20時頃にお風呂に入る。当然二人で。

明日の準備とかチェックリストで確認して、
タイマーで洗濯物をセット。
その間に咲が明日のごはんの仕込みを終えて、
二人で布団にくるまっておやすみなさい。


多少の変化はあるものの。大体がまぁこんな感じだ。
やっぱり恋人と言うよりは夫婦かな?
なんて思ったりする。
ただ、そうして捉えてみた場合、
酷く歪な構造に違いなかった。


負担に偏りがあり過ぎる。どうひいき目に見積もっても、
咲に掛かる割合が重過ぎるのだ。

咲が料理全般を一手に引き受けるのに対し、
私はやる事と言えば、主に掃除や洗濯係。
これで私が働いていれば等価かもしれないけれど、
実際は二人とも学生だから、
とてもイーブンとは言い難い。
その歪みに、私はひそかに危機感を抱いていた。


(私、そのうち咲に捨てられるんじゃないかしら)


負担のギャップを埋めてくれるもの、
それはいわゆる『愛情』だ。
好きだから、愛しているから、
多少の不利益には目をつむってくれる。
言うなれば私は、咲の恋人として在る事で、
料理の対価を払っているわけだ。

でも、咲はもう知っている。
私が本当の意味での愛情を持ち合わせていない事を。
どれだけ熱くお互いの肌を擦り合わせても、
舌を入念に絡み合わせても、私が咲に溺れる事はない。
私にとって、それは恋人がする『儀式』以上の意味はなくて。
咲に対価を支払うために、形式的にこなしているだけなのだ。


だから思う。この生活はいつか破綻するだろう。


私の価値は目減りしていく。どんなに美味しい料理でも、
毎日同じものを出されれば飽きるように。
料理に賞味期限があるように、魅力は損なわれていくだろう。
ただでさえ、咲が本当に欲しい物を提供できていないのに、だ。

その時二人はどうなるか。
咲は別に困らないだろう。私以外の、
本当の愛情をくれる人を探せばいい。
いくらでもいるはずだ。
実際ファンレターをもらっているのも知っている。

問題は私。だって私は、
咲のごはん以外味がわからないのだから。
咲に見放される事、それは私の生命に直結する。


ならば私はどうするべきか。考えられる策は二つ。
咲が与えてくれるギブに釣り合うだけのテイクを与えるか。
もしくは……咲に捨てられても大丈夫なように、
自炊や外食に対する味覚を取り戻す事だろう。

まずは前者から始めよう。
破局しなければその方がいいに決まってる。
でも、実際は並行で考える必要があるだろう。

だって、私の価値は今も減少し続けている。
いつ、均衡が崩れてもおかしくないのだから。



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「と、言うわけでゆみに相談。
 私はどうしたもんかしら?」

「いや、別にどうする必要もないと思うが」


大学の食堂。お互いに食事を平らげて
食後のお茶をすすっていると、
久からわけのわからない相談が飛び出した。

要点をまとめればこうなる。
『私の愛は本物じゃないからいつか咲に捨てられる。
 破局を阻止する方法と、
 万が一防げなかった時の対処法が欲しい』だ。

前提からして考えにくい。
久の宮永さんへの溺愛っぷりは、
ほかならぬ私が嫌と言う程味わっている。
例えばこの食事の間だけでも、
どれだけノロケを聞かされた事か。


『あー、やっぱり咲のごはんは美味しいわ!』

『こんなごはんが食べられる私は幸せよねー』

『特にこのだし巻き卵とか!
 これ、出汁をちゃんとかつお節と昆布から取ってるのよ!
 市販のだと私の口に合わないから』

『うん。今日も咲の料理は絶品でした。
 おかげで午後も頑張れそう』

『今日は私3コマで終わりだから
 いつもより早く咲に会えるわねー』


これら全てを、にこにこと満面の笑みで語るのだ。
話していれば1分に1回のペースで
宮永さんの名前が飛び出してくる。
正直大学で初めて再会した時は、
あまりの熱愛ぶりに若干……いや、かなり引いたくらいだ。

だが久が話を進めていくにつれ、不穏な雰囲気が顔を出す。
客観的には骨抜きにされていると言っても過言ではない久なのに、
その実本人は宮永さんに特別な感情を抱いていないと言うのだ。


「ほら。普通ならさ、好きな人と一緒に居たら
 胸がドキドキしたり、意味も分からず嬉しくなったり、
 勝手に顔がにやけてきたりするものでしょ?」

「知識としては知ってるわ。
 私に向けられた愛情を観察した結果だけどね。
 でも、私にそういう感情はない」

「周りから見て私がそういう反応をしてたとしても。
 私自身はそれをまったく感じないのよ」


そんな事がありうるのだろうか。だが、
少なくともこんな嘘をつく必要がないのは事実だ。
久は更に言葉を続ける。


「割と切迫してるのよね。私、
 咲が作ったご飯以外味がわからないから。
 それで一度餓死しかけた事もあるくらいだし」


理解可能な範疇を大幅に超えていた。
正直に言って、何を言っているのかわからない。
わからないが、久が深刻な病を抱えているのは事実だろう。
精神か肉体、あるいはその両方に。


「病院には行ったのか?」

「検査は受けたわ。血液検査と尿検査、
 ああ、後は電気味覚検査なんてのも受けたわね」

「で、肉体的には問題なしだってさ。
 ストレスが原因かもしれないって言われたわ」

「原因に心当たりはあるのか?」

「うーん、正直さっぱりね。あえて言うなら、
 咲のごはんが好き過ぎて、他のごはんを
 無意識に拒絶してるって事になるのかしら」


背筋を冷たいものが通り抜ける。
本人は平然と語っているが、あまりにも異常な事だ。
仮にそれが愛情から来るものだとしても、
常軌を逸し過ぎている。


久が挙げた二つの問題。
おそらくはどちらも根本は同じなのだろう。
愛情を感じ取れない事も、味覚に異常が生じている事も。

根本的な原因を取り除かない限り、久はいずれ破滅する。
だが、それが容易でない事を私はすぐに知る事になった。


「……味覚障害の方は原因不明として。
 愛情を感じ取れない点について」

「何か思いつく要因はあるか?」


放った瞬間、それが失言だった事に気づく。
久は大きく目を見開いた後、すぅ、と表情を失っていく。
やがて全身を大きく震わせながら、一言小さく切って捨てた。


「無いわ」


無いはずがなかった。今、久は明らかに我を失っている。
おそらく無意識では気づいているのだ。自らを冒す病巣に。

踏み込んでいいものか。いや、避けた方が無難だろう。
本人がとっさに蓋する程のトラウマだ。
不用意に踏み込むのは危険過ぎる。


「この話はまた今度にしよう。
 そろそろ昼休みも終わりそうだ」

「そうね!そして3コマが終われば今日はおしまい!
 たっぷりと咲成分を補給する事にするわ!」


まるで顔を取り換えたように、久の顔が笑顔に変わる。
寒気がする程の変わり身だった。
当事者でない私ですら切り替える事ができていないのに、
こうも鮮やかに振り切れるものなのか。

普通じゃない。もしかしたら、久が抱えている問題は。
私が考えるよりもはるかに重く、根深いのかもしれない。



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『……という事があったんだが』

『あー。なんとなく、
 竹井さんの気持ちがわかる気がするっす』

『む、そうなのか。……それは、
 プラスに考えていい事か?』

『どうっすかねぇ。まあでも、
 竹井さんって宮永さんとできてるんですよね?
 だったら今のところは大丈夫だと思うっす』

『……あ。そうでもないっすかね。難しいところっす』

『要領を得ないな。というか、モモはどうして
 久の気持ちがわかるんだ?』

『ああ。それは単純っすよ?だってそれは――』



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『私が。竹井さんと似たようなもんだからっす』




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愛する人が作ったもの以外味覚がしない。
普通の人からすれば理解不能なその現象を、
私、東横桃子は自然に受け入れる事ができた。

似たような経験があるからだ。それも現在進行形で。
そう、他人に告げれば『障害』と断定される現象を、
私は今も味わっている。


私には、加治木先輩以外の『色』が見えない。


正確に言えば、加治木先輩とその周りだけが
鮮やかに色づいている。
それ以外は彩度が落ちて、新聞のような
モノクロームに染まっているのだ。


多分優先順位の問題なんだと思う。
私にとって加治木先輩が何よりも一番で、
それ以外は重要度が低いから。
だから、先輩だけが際立って見えるのだろう。

そうなるのは私が異常だからなのか。
ううん、そんな事はない。
程度の差はあれ、誰だって経験してるはずだ。
例えばこんな経験をした事はないだろうか?


よく晴れた日に、貴方は一人街道を歩いてる。
目的地向けて一心不乱、汗を垂らしながら歩みを進めて、
でも、なにかの拍子にふと足を止めたとしましょう。

そして空を見上げると、真っ青な空にうろこ雲。
あまりの美しさに、思わずじっと見入ってしまう。

もちろん足を止める前だって、
視界には空が入っていたはず。
でも興味がないから気づかなかっただけ。

たとえ目に映っても、意識しない限り
脳は情報を捨ててしまう。
重要じゃないと認識したものに対して、
脳はどこまでも冷徹なのだ。


竹井さんの話に戻そう。竹井さんは、
宮永さんの作った料理以外味がしないと言う。

単純な話だ。竹井さんにとって、
宮永さんの料理が重要過ぎるから。
無意識に『他のものは要らない』って
情報を捨てているんだろう。
情報が捨てられてるのだから味がしないのも当然だ。



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『でも、竹井さんが宮永さんと
 別れない限りは問題ないと思うっすよ?』

『今、久はまさにその別れた場合を
 問題視しているんだが』

『もし別れた場合、久の味覚は戻ると思うか?』

『微妙なとこっすねー。竹井さんが宮永さんに
 価値を見出さなくなったらあるいは、ってところっす』

『…………もし。久が危惧する通り、
 一方的に捨てられたとしたら?』

『……』

『今、先輩が想像した通りだと思うっす』

『味覚は戻らない。
 竹井さんはご飯を食べられない。
 終わりっす』

『……っ、防ぐ方法はないのか?』

『うーん?正直、先輩がどうしてそこまで
 気に掛けるのかわかんないっす』

『いや普通に気にするだろう。
 ちょっとしたきっかけで学友が
 命を落とすかもしれないんだぞ?』

『別れなきゃいいだけっすよね?』

『人の心なんて移ろいやすいものだ。
 永遠に一人を愛し続けるなんて断言できる方が、
 逆にその言を疑いたくなる』

『事実、永遠の愛を誓って結婚しても、
 離婚する夫婦だっているんだしな。
 久の懸念はもっともだし、
 起こりえないと断定するのは危険過ぎる』

『……ああ、あー。そういう事っすか』

『わかってくれたか?』

『あ、加治木先輩の話は断固拒否っす。
 私は永遠の愛はあると思いますし、
 私がそれを実践して見せるっすよ』

『はぁ。なら、さっきの「そういう事」は
 何を指してるんだ』

『竹井さんの感情不感症の原因っすよ。
 私の中ではバッチリ答えが出たっす』

『!教えてくれ!』

『んー、黙秘権を使用するっす』

『なんでだ!?モモのひらめきで
 問題が解決するかもしれないんだぞ!?』

『や、絶対解決しないっすよ。
 むしろ竹井さんには言わない方がいいと思うっす』

『もし、竹井さんが気づいたら最期――』



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『精神崩壊してジエンド確定っすよ?』




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おせっかいで世話焼きで気にしいで、
自分の置かれた状況にまるで気づいてない
加治木先輩ではありますが。

先輩が私以外の事で心労を抱えるのも嫌なので、
解決のために動く事にした。

なんて、実際には共通する問題を抱える仲間に
愚痴りたかったというのが
本音かもしれないけれど。


「――と、言うわけで。
 竹井さんが宮永さんの愛を疑ってるっす」

「え、えぇ!?私なんかしちゃったかな……」

「んや、そういう事じゃなくて。
 自分が本当の愛をあげられないから、
 そのうち愛想つかされるんじゃないかって
 思ってるらしいっすよ?」

「えぇー……それはそれでショックだよ」

「ですよねぇ。あの二人、
 根本的なとこがわかってないっす」


自分が私達の中にどれだけ深く
根差しているかわかってないのだ。
もはや取り除くなんて
できるはずもない事にも。

竹井さんは、宮永さんから捨てられたら
ご飯を食べられなくなって死ぬ。

だから?それが何だというのだ。
私や、多分宮永さんも。
先輩方に捨てられたら、迷わず死を選ぶだろう。

条件は何も変わらないのだ。変わるとしたら、
先輩サイドは私達と破局した後も
一人生きようとしている事くらい。


「それで、モモちゃんはなんて答えたの?」

「別れなきゃいいだけじゃないかって答えたっす。
 先輩には反論されましたけど」

『事実、永遠の愛を誓って結婚しても、
 離婚する夫婦だっているんだしな。
 久の懸念はもっともだし、
 起こりえないと断定するのは危険過ぎる』

「だそうっす』

『……で。この発言で、
 何か引っ掛かるところないっすか?」

「さすが加治木さんだね。
 私も、久さんの問題はそこにあると思う」

「本人は気づいてなさそうだったっすけどね。
 って、もしかしてもう気づいてました?」

「うん。どうしたらいいかはわかってないけど」

「まあ、難しいっすよね……正直私も頭を抱えてるっす」


二人してため息をついて黙り込む。
結局のところ問題はただ一つ。
『宮永さんの愛を竹井さんが信じきれない事』
ただそれだけなのだ。

実際難しい問題だと思う。特に今の竹井さんみたいに、
物事を合理的に考えてしまう人の場合は。

同じ事を考えていたのだろう。
宮永さんは力なく微笑むと、天を仰いで呟いた。


「永遠の愛って、どうやって証明したらいいんだろうね」


すっと言葉は出てこなかった。
なにより実際証明しようがないのだ。

『貴女をずっと愛しています、
 10年後も20年後も、
 死ぬまで気持ちは変わりません』
いくら声高に叫んだとしても。
『それ、証明できる?』
と冷ややかに問われたら、
大半の人が答えに窮するだろう。

それに対して、『永遠の愛』が
破られるケースなんていくらでもある。
ほら、よく誓うではないか。
『健やかなるときも、病める時も』ってあれだ。
結構な数の恋人達が神に誓い、
そして無視できない数の夫婦が誓いを破って離婚する。


「これは私個人の意見ですけど。永遠の愛って、
 生きてるうちに証明できるもんじゃないって思うっす」


永遠の愛。それはその人が『終わった』時、
結果として見つかるものだ。
『あの人の愛は本物だった』
故人を偲び、遺された人がそう呟いた時。
それが永遠の愛だったと認定されるのだと思う。

昔読んだ、とある記事を思い出す。
イタリア北部、ローマ時代の遺跡から、
手を繋いだ男女の骨が発掘されたという記事。
あれこそまさしく最強の証明方法だろう。


「そういう点では、死ぬのが
 唯一の方法なのかもしれないっすね」


はは、なんて薄ら笑いを浮かべながらそうこぼす。
もちろん冗談のつもりだった。
幸せになるために愛を証明したいのに、
そのために死ぬなんて本末転倒だ。


でも、それは酷い失言だった。


「そっか!モモちゃんそれだよ!!」


目の前の宮永さんが目を輝かせる。
ようやく難問の答えにたどり着いたとばかりに、
意気揚々とこぶしを握って満面の笑みを浮かべて見せた。

背筋が凍る。忘れてた。目の前のこの人物が、
自分すら上回る狂人である事を。

何しろ『お姉ちゃんを振り向かせるため』に
『敵を全員叩き潰す』なんて発想をする人間だ。
『自分より大切な人のためなら』『命だって惜しまない』
なんて考えてもなんら不思議じゃない。


「ええと、一応言っておくっすけど。
 それで宮永さんが死んだら、竹井さんも
 もれなくついてくるっすからね?」

「あはは。わかってるよ。私だって、
 いきなり死ぬつもりはないし」


いずれはじっくり死ぬつもりなのか、
なんて口にしかけて言葉を飲み込む。
聞くまでもなかったからだ。
『必要ならね』そう返されるに決まっている。


「ええと。周りが悲しむ方法だけはやめてくださいっす」

「うん。それもわかってるよ。大丈夫。
 私は久さんが幸せになるためだけに行動するから」


それはそれで背筋が薄ら寒くなるけれど。
この際目をつむる事にした。

なぜかって?


「成功したら、私にもやり方教えて欲しいっす」


結局は、私も彼女の同類だからだ。



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永遠の愛の証明。私が久さんと付き合い始めてから
ずっと悩んできた問題。
でも、モモちゃんがヒントを出してくれた。


『恋人のためなら死ねる』


私もこれ以外にないと思う。死ぬ瞬間まで愛していたなら、
心変わりなんてしようがないから。

もちろん本当に死ぬつもりはない。
でも、私の愛と命を天秤に掛ける事はできる。
私はすぐに携帯電話を取り出すと、
とある人に電話を掛ける事にした。

「あ、もしもし。龍門渕さんですか?」



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夜。私は一人帰宅して、
まだ真っ暗な玄関の電気をつける。


「ただいま」


返事はない、当たり前だ。咲は私を置いて一人で
どこかに出かけてしまったから。

最近、咲はこうして単独行動に出る事が多くなった。
理由も告げず、予定も告げず。
唐突に私のそばから居なくなる。


「……」


肩をかき抱いて座り込んだ。

咲の不在に心を動かされる事はないけれど、
でも体は如実に反応していて、
ガタガタ小刻みに震えている。
ああ。私は本当に、咲が居ないと
生きていけないのだなと思い知らされる。


「ただいまー」


やがて咲が戻ってきた。
しかもやたらニコニコと満面の笑みで。
私を放置して一人どこかで楽しんできたのだろうか。
だとすれば、私は思ったより
危機的な状況に置かれているのかもしれない。


「随分とご機嫌ね。何かいい事でもあった?」

「はい!待ってた品がようやく完成したんです!」


そう言って咲はかばんを漁ると、小さな紙袋を取り出した。
更にその包みを破ると、出てきたのは……なんだろう。
視力検査の「C」みたいな形をした
首回り程度の大きさのリング。

しばらく何やらそれをいじった後、
咲は私の目の前にそれを差し出した。


「首輪です。私に巻いてもらっていいですか?」


よくわからないままその首輪?を手渡される。
プラスチック製なのか、首輪と言うには妙に太い。
咲の意図は読めないけれど、
促されるままにそのリングを咲の首に回す。

金属のわっかを使ったルーズリーフの要領で、
先端を押し付けると接着されるようだ。
少し力を入れて先端を重ねると、
カチリ、と硬質な音が鳴った。


「できたと思うけど。一体これは何なのかしら?」

「爆弾入りの首輪です」

「はぁっ!?」


思わず声を裏返す私に対し、咲はにっこり微笑むと。
今度は小さなリモコンのようなものを手渡してくる。


「これが発火スイッチです。
 押したら爆弾が起動して私が死にます」

「あの、全然話が見えないんだけど」

「単純な事ですよ?久さんは今、
 私の生殺与奪を握りました。これで、
 もし私が久さんを捨てたいと思ったとしても」


「私は久さんから離れる事ができません」


目を見開いて息を呑む。咲は知っていたのだ。
私が、咲の愛を疑っている事を。
でも違う。私が欲しかったのはこういう事じゃない。


「ねえ咲、聞いて?私は別に、自分が生きるために
 貴女を縛りたいと思ってるわけじゃないの」

「貴女が私を捨てるならそれでもいい。
 もちろん見限られないように努力はするけど、
 万が一そうなっても貴女を責めたりはしない。
 だって、私に非があるのは明らかなんだから」

「だからね、これは違うの。
 私が求めるのは貴女をどうこうする事じゃなくて、
 私自身が変わる事なのよ」


リモコンを突き返す。咲はそれを受け取る事なく、
私の手に指を重ねて言葉を続けた。


「わかってますよ。だから、
 これが最善だと思ったんです」

「私も、久さんがこのボタンを押すとは思ってません。
 でも、押せば久さんは私を殺せる」

「今この瞬間私を殺せば、永遠の愛が成立するんです」


『永遠の愛』

その言葉が出た瞬間、私の体が大きく震える。
理由はわからないけれど、
なぜか聞いてはいけない気がして。
私は耳をその手で塞ごうとする。


咲は私の手を掴み。どこまでも優しい声音で告げる。


「そのくらいの覚悟があるんです。
 私の、久さんに向ける愛情が永遠である事。
 それを証明できるなら、私は死だって拒みません」


震えが広がる。全身が大きく揺れ動く。
視界が歪む。なぜだかわからないけど直感した。

咲が次に放つ言葉。それはきっと私を粉々に壊すだろう。


かぶりを振り抵抗する私を前に、
咲はなおも言葉を続ける。


「だから、もう感情を封印する必要はないんですよ。
 だって私は――



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――離婚するくらいなら、死を選びますから」




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言葉が耳に入ると同時に
私の中で、何かが砕けた

ガラガラと壁が崩れ落ちる
そして、壁に遮られていた感情が
怒涛の勢いで流れ込んでくる


怖い、嬉しい、苦しい、愛おしい
ありとあらゆる感情が、唐突に脳を埋め尽くして



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私はそれに耐えられず、意識を闇に手放した




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目がくらむほどのまばゆい光の中
一人の女性が純白のドレスを身に纏っている

その隣には男性の姿
タキシードに身を包んだ男性は、
騎士のように恭しく彼女の手を取って
真っ赤な絨毯の上を歩いていく


二人は数歩歩いて歩みを止めた
目の前には荘厳な雰囲気を放つ神父様
神父は何か外国語で早口に話した後
今度は日本語でゆっくりと二人に問い掛けた


『健やかなる時も、病める時も』

『喜びの時も、悲しみの時も』

『富める時も、貧しい時も』

『これを愛し、これを慰め、これを助け』

『死が二人を分かつまで』


『愛し合うと誓いますか?』


問われた両者はそれぞれに頷き、朗々とした声で告げる
『はい、誓います』と


そして二人は向かい合い、互いに指輪をその手にはめる
女性が少し屈みこむと、男性はそのベールをあげて
やがてその唇に――



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口づけるその瞬間、世界が突然暗転する




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次に現れた光景は、互いに睨みあい
罵声をぶつけ合う二人の姿

永遠の愛を誓った恋人達は、
愛すべき結晶の前でお互いの醜さを曝け出す

誓った愛はどこにもなかった
ただ憎しみだけが残された
女は薬指にはめた金属を乱暴に取り除くと、
男めがけて叩きつける

男は憎々し気に目を引んむくと、
声を張り上げてこう言った


『出ていけ!!!』


女は言われた通りに実行した
思い出すのもおぞましい罵倒をあげ連ねた後
着の身着のまま出て行った


そして私は残される



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離婚をする上でも揉めに揉めた

どちらに責任があったのか?
慰謝料はどれだけふんだくれる?
親権はどちらだ?
誰が『あれ』の養育費を負担するのか?



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この世の醜さのすべてを濃縮したような
光景が広がっていた

その姿を目の当たりにして、
私は齢十四にして真実を知る



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永遠の愛なんて、ない




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死ぬまで愛が続くなんて奇跡は起こらない
愛情はやがて憎しみに変わり
かつて愛した人に牙をむく

この世で最も尊くて、最も美しくて、
最も素晴らしいと思っていた感情が
何より醜い感情に変わってしまうだなんて
こんな恐ろしい事あるだろうか

だとしたら私は、私は、私は――



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――愛なんて、要らない




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『大丈夫だよ。私は、死ぬまで久さんを愛するから』




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フラッシュバックの闇を抜ける
目の前には咲が笑顔で佇んでいた
両腕を広げ、聖母のように、
ただただ慈しみの笑顔を私に向けている

それでもなお、私の体は恐怖に震える
脳内には罵り合う両親の声が反響していて
目の前の愛が一過性のものに過ぎないと訴えかけてくる


咲は私を抱き締めた


「いいよ。久さんが望むなら。
 今、このボタンを押したっていい」

「そしたら、私の愛は必ず永遠のものになる」


どこまでも甘い誘惑だった
それがどれ程短絡的で、破滅的で、絶望的な選択か
頭では理解できている

でも、感情は指をボタンに伸ばす
ここで押せば、二人で人生に幕を閉じれば

私達はハッピーエンドで終わる事ができる


「でも」


指が止まる


「もし。久さんが、もう少しだけ頑張ってくれるなら。
 私と一緒に生きてくれるなら」

「私達は、愛し合う事ができると思うんだ」


震える手からリモコンが滑り落ちる
幸い起爆しなかったのだろう
リモコンはゴトリと小さく音を立てると、
床に転がって視界から消えた

その指はまだ小刻みに揺れ動いている
肩はみっともなくガタガタ震えて
視界は涙で滲んでいる


怖い、怖い、怖い、怖い!


今私の中を荒れ狂う感情
『これ』を愛だと認めるのが怖い
いずれ憎しみに変貌するのが怖い

咲を愛するのが怖い、憎しむのが怖い
愛されるのが怖い、憎まれるのが怖い


でも、それでも――


「私も。咲の事を、愛したいって思う」


咲の顔がくしゃりと歪んだ
目から涙が溢れ出して、頬を伝ってぼたぼた落ちていく


「うん……うんっ……!」


咲は泣きながら微笑むと
目を閉じて顔を近づけてくる

咲の吐息が鼻に触れ
慌てて私も目を閉じる
ゆっくり、咲の息遣いが近づいてきて
やがて唇が触れ合った


もう何度したかわからないその行為
でも私は多分この時初めて
本当の意味で、咲に口付けた

そう、これからはギブアンドテイクの『ごっこ』じゃなくて
本当の意味で、貴女の事を



--------------------------------------------------------




愛したいと、そう願う




--------------------------------------------------------









--------------------------------------------------------



『……っというわけで、二人の件は解決したみたいっす』

『それは解決したと言っていいのか?
 結局のところより深い
 共依存に陥ったようにしか聞こえないんだが』

『両片想いが本当の意味で両想いになったわけっすし。
 誰に迷惑かけるわけでもないから
 いいんじゃないっすかね』

『いいっすねー。羨ましいっすねー。
 こっちも同じように解決したいもんっすよ』

『私に同じ展開を期待するのは勘弁してくれ。
 恋人の首に爆弾を巻くなんてありえない』

『というか、本当に爆弾なんて入ってたのか?』

『あー、そこは龍門渕のみぞ知るって感じっす。
 まあでも、竹井さんがリモコン落としたって話を聞いた途端、
 龍門渕さんが真っ青になって首輪を解除させたらしいっす』

『だから、まあ。そういう事なんじゃないっすかね』

『……解除してくれて本当によかったよ』



--------------------------------------------------------









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--------------------------------------------------------









--------------------------------------------------------



咲の爆弾事件から数日後。
私達は相も変わらず、二人で同棲を続けている。

もっとも私にとってはまるで別世界のようで。
日々襲い掛かる感情に翻弄され続けていた。


「はぁー。私こんなに咲の事好きだったのね。
 自分でも正直ドン引きだわ」

「え、ええ……?私はすごく嬉しいけどなぁ」


一挙手一投足すべてが愛おしい。
控えめに微笑むその顔も、鈴のように透き通ったその声も、
ぴょんとはねた癖っ毛も。何もかもが愛おしくて、
胸の内から溢れる感情に悶絶しそうになる。


「いや、これ封印してて正解だったんじゃないかしら?
 こんな感情持ってたら生活できないわよ」

「あはは。大丈夫、そのうち慣れるよ。
 私の時もそうだったから」


慣れる。その言葉に今度は押し潰されそうになる。

やはり慣れてしまうのだろうか。
今この胸の内を占める昂揚も。
やがては収まり、何も感じなくなってしまうのだろうか。
それってすごく怖い事なんじゃないかって思う。


「……うん。いつか慣れるよ。でも、
 それって悪い事じゃないと思う」

「魅力が目減りしてるのに?」

「うーん。まあ、ドキドキとかは少なくなるけど。
 それってきっと、相手が
 自分の一部になったからだと思うんだ」

「好き過ぎたから、取り込んで
 同化しちゃったんだよ。
 だからドキドキはしないけど、
 無くなったら生きていけない」

「私にとって、久さんは
 もうその段階まで来ちゃってるんだ」


そう言って、咲は陽だまりのように
あたたかな笑みを浮かべる。

その笑顔にまた胸が熱くなって。
じわり、と涙腺が刺激された。


「私もいつか、そうなれるといいわね」


今胸を打つこの高鳴りも
いずれは収まっていくのだろう。

そのうち咲は空気のような存在になって、
同じ部屋に住んでいても何も感じなくなるのだろう。

その後どうなるのかはわからない。
咲は永遠を誓ってくれたけれど、正直私には自信がない。
だって目の前で見てしまった。
永遠の愛が崩れるさまを。


それでも逃げるのはもうやめよう。


怖くて眠れないかもしれない。
いつか後悔するかもしれない。
それでも私は、もう感情を手放さない。
だってその方が、咲の事を愛せるだろうから。


「ねえ、咲」

「なあに、久さん」

「愛してるわ。本当の意味で」


咲は一瞬目を丸くした後、花が咲くように微笑んで。
幸せそうにこう告げた。


「うん。知ってる」


(完)
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posted by ぷちどろっぷ at 2018年05月25日 | Comment(13) | TrackBack(0) | 咲-Saki-
この記事へのコメント
リクエスト答えてくださりありがとうございます!

弱々しい久さんを咲が救うってシチュが凄く好きです!
久さんのトラウマが解消されて、咲も本当の愛を手に入れて、この後あまあまな共依存が続くと考えるとニヤケが止まりません。
かじゅモモのお話も読んでみたい??
Posted by JACK fate at 2018年05月25日 22:07
龍門さん何者……。
それにしても久さんの描写がなかなか……。
やっぱり愛っていいですね。
Posted by at 2018年05月25日 22:22
咲のごはんがたべたいなの話がすごく好きだったので設定引き継いだ話が来てくれて嬉しいです。爆弾とはまた大きく出ましたね…龍門渕さん本当に何者なんです???
今まで封じ込めていた分久の愛はかなりの濃度となっていそうでゾクゾクしますね。
Posted by at 2018年05月25日 23:28
まさかあの話の続きが読めるとは…
リクエストしてくれた人とぷちさんには感謝ですね

Posted by at 2018年05月26日 01:59
咲さんがカッコよすぎる!
弱ってる久さんを助ける姿が
カッコよすぎてこれはさらに惚れますわ。

とりあえず久さんかわいい。
Posted by at 2018年05月26日 12:17
龍門渕さんのダイジョーブ博士化と鹿児島勢のドラえもん化が激しい……!

あっ、ssは最高でした
Posted by at 2018年05月27日 23:03
以前に読了済みの前作と前々作も読み直したうえで、この作品を拝読致しました。

うん、素敵すぎる……っ!

本当に大好きなシリーズになりましたっ(*´ω`*)
Posted by at 2018年05月28日 02:25
ひっささき!(歓喜
ひっささき!(感涙
Posted by at 2018年05月28日 20:50
コメントありがとうございます!

弱々しい久さんを咲が救うってシチュが凄く好き>
久「どっちも心に闇があるから、
  意外とそういうシーンが
  原作で来てもおかしくないわよね!」
咲「その前に私がまず回復しなきゃ……」
かじゅ
 「私達の関係は蛇足かと思ったが
  問題なかったようでよかった」
モモ
 「こっちはこっちでそれなりに
  依存しまくってるっす」

龍門さん何者>
一「現実問題、首輪に爆弾なんて
  仕掛けられるのかな、と思ったけど
  一応可能みたいだね」
透華
 「ハギヨシならこのくらい
  造作もありませんわ!」

今まで封じ込めていた分久の愛は>
久「身を滅ぼしかねない程の愛情だから
  封印していたのよね」
咲「大丈夫だよ、受け止め切るから」

まさかあの話の続きが読めるとは>
本当に大好きなシリーズになりました>
久「このお話、前作も含めて
  コアな人気があったのよね。
  なんでなのかしら」
咲「ここでも『自分の事がよくわからない』
  ですか……」
久「みんなの琴線がわかれば同じようなお話を
  書いてみたいんだけどね」

咲さんがカッコよすぎる>
久「完全にヒーロー枠よね!
  でも咲ってそういうところあると思うわ」
久「一緒に楽しもうよ!とか」
咲「むしろ久さんがヒロイン過ぎるんだよ」

龍門渕さんのダイジョーブ博士化>
一「何でもかんでも引き受けちゃ駄目だよ?」
透華
 「仕方ないじゃありませんの。
  あそこで首を縦に振らないと
  一か八かの自殺未遂かましそうですし」

ひっささき!>
久「ひっささき!」
咲「ひっささき!」
Posted by ぷちどろっぷ@管理人 at 2018年06月14日 21:03
なんか
えり「はぁ!?三尋木プロと一週間二人きり生活ですか!?」
への返信がある……。
これじゃぁ、ぷちどろっぷからどじどろっぷに……。
Posted by どじどろっぷさん at 2018年06月14日 21:31
ずれてる…ずれてる…
Posted by at 2018年06月14日 22:58
>ずれてる…ずれてる…

コメントの事ですかね……!?
こっそりひっそり直しました!
Posted by ぷちどろっぷ@管理人 at 2018年06月15日 09:00
>どじどろっぷさんさん
>
>なんか
>えり「はぁ!?三尋木プロと一週間二人きり生活ですか!?」
>への返信がある……。
>これじゃぁ、ぷちどろっぷからどじどろっぷに……。

ちょっとくらいどじな方が可愛いから……
直しました、ありがとうございます!
(全然気づかなかった)
Posted by ぷちどろっぷ at 2018年06月15日 09:01
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