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【咲-Saki-SS:久?】久「SS書きましょう!お題は『セックスダンサー』よ!」【R18】【小ネタ】
<なにこれ>
とあるSNSで適当に投げてもらったお題から
ランダムに一つ選んでSS書くって遊びで、
『セックスダンサー』なんて
ドン引きなお題を引いちゃって即興で書いた小ネタです。
<登場人物>
竹井久,もう一人はご想像にお任せします
--------------------------------------------------------
罰ゲーム。
お互いに内容を秘めた紙を書いて箱に投入、
ゲームの敗北者がくじを引く。
負けた私が引いたくじには、
部長の達筆な筆跡でこんな文字が記されていた。
そう、『セックスダンサー』と。
「あの。これ、どういう意味ですか?」
「ふふ。意味は自分で考えて、貴女自身の解釈で演じて頂戴」
ぎろり、とねめつける視線にまるで動じる事もなく、
部長はにこりと微笑んだ。
流石だ、流石に意地が悪くて酷く陰湿。
おそらくは、私がどんな卑猥な想像をしたのかまで含めて、
余興として楽しむつもりなのだろう。
考える。セックスダンサー、か。まあ性をテーマにして踊るダンサーだろう。
具体的にはポールダンサーなどだろうか。
実物を見た事なんてないけれど。
まあいい、本物かどうかなんて問題ではない。
この人は私の恥ずかしい姿が見られれば満足なのだから。
無論、本当は異議を申し立てたいところだ。
あんまりにもあんまりだ、部活の範疇を超えている、と。
でも、『書かれた罰ゲームは絶対に実行する』、
それは私自身が部長に詰め寄って誓わせた制約だった。
せめて努めて冷静に。機械的に踊りを終える。
私にできる事はそのくらいしかない。
「ええ、と。こうですか、ね」
想像のポールダンサーを演じて腰を振る。
劣情を誘うように大きく円を描くように、
部長の前で下半身を突き出しながら。
「……」
笑顔のまま私を凝視する部長。
でも、その瞳はどこか妖しく輝いていて。
不本意にも、お腹の奥が甘ったるい熱を持つ。
どのくらい踊ればよいのだろう。
どこまで醜態を晒せば許してもらえるのだろう。
そんな焦燥を見透かすように、部長がねっとり口を開いた。
「まさか腰を振って終わりじゃないわよね?
ちゃんと『セックス』の部分を反映してもらわないと」
「貴女が思うセックスって、腰を振って終わりなのかしら?」
ぐぬ、思わず喉がつまる。痛いところを突かれた。
確かにこれで終わりなら、観客は野次を飛ばすだろう。
「わ、かりました」
仕方なく太ももに手を這わせる。愛撫するように肌をこね回しながら、
少しずつスカートをめくりあげる。
徐々に、徐々に。劣情を誘うように、私は淫らに体を振り乱す。
あたかも交尾をねだるかのように。
くねる腰、汗ばむ肌。やがて曝け出される秘部。
照明のもとに晒された『そこ』を見て、部長は淫猥な笑みで嗤った。
「ふぅん。貴女、素質あるわね。ま、ダンスとしては全然だけど。
人前で痴態をさらけ出して、『そこ』が『そうなる』なんて」
「きっと、根っこが『淫乱』なのねー」
淫乱。その二文字の言葉を理解した時、脳が激しく揺さぶられた気がした。
「ふふ。まあ今回はこの辺にしておきましょうか。
次のゲームに移りましょ?」
部長はあっさり許してくれた。むしろ拍子抜けするほどに。
温情?ううん、そうではない事は、彼女の残忍な笑みが告げていた。
へたり込む私の耳元で、流し込むように部長が囁く。
「まあ、そんなトロトロの顔しながら
まともな勝負ができるとは思えないけどね」
「ちなみに、次負けたら……『本物のダンス』を教えてあげる。
そして、私と一緒に踊ってもらうわ」
その言葉を聞いた瞬間、自分の敗北を確信した。
だって彼女の言う通り、私の脳はもう甘く痺れ切っていて。
『トロリ』と、新しい蜜が垂れ落ちた事に気づいたから。
きっと、私は今日彼女に食べられる。
そして、本物のセックスダンサーに貶められるのだ。
(完)
--------------------------------------------------------
というわけで小ネタでした。
ちなみに3つお題を出してもらって、
その中からランダムで1つ選ぶという遊びだったのですが。
1:「セックスダンス」
2:「ダンスセックス」
3:「セックスダンサー」
でした。……ひどない???
とあるSNSで適当に投げてもらったお題から
ランダムに一つ選んでSS書くって遊びで、
『セックスダンサー』なんて
ドン引きなお題を引いちゃって即興で書いた小ネタです。
<登場人物>
竹井久,もう一人はご想像にお任せします
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罰ゲーム。
お互いに内容を秘めた紙を書いて箱に投入、
ゲームの敗北者がくじを引く。
負けた私が引いたくじには、
部長の達筆な筆跡でこんな文字が記されていた。
そう、『セックスダンサー』と。
「あの。これ、どういう意味ですか?」
「ふふ。意味は自分で考えて、貴女自身の解釈で演じて頂戴」
ぎろり、とねめつける視線にまるで動じる事もなく、
部長はにこりと微笑んだ。
流石だ、流石に意地が悪くて酷く陰湿。
おそらくは、私がどんな卑猥な想像をしたのかまで含めて、
余興として楽しむつもりなのだろう。
考える。セックスダンサー、か。まあ性をテーマにして踊るダンサーだろう。
具体的にはポールダンサーなどだろうか。
実物を見た事なんてないけれど。
まあいい、本物かどうかなんて問題ではない。
この人は私の恥ずかしい姿が見られれば満足なのだから。
無論、本当は異議を申し立てたいところだ。
あんまりにもあんまりだ、部活の範疇を超えている、と。
でも、『書かれた罰ゲームは絶対に実行する』、
それは私自身が部長に詰め寄って誓わせた制約だった。
せめて努めて冷静に。機械的に踊りを終える。
私にできる事はそのくらいしかない。
「ええ、と。こうですか、ね」
想像のポールダンサーを演じて腰を振る。
劣情を誘うように大きく円を描くように、
部長の前で下半身を突き出しながら。
「……」
笑顔のまま私を凝視する部長。
でも、その瞳はどこか妖しく輝いていて。
不本意にも、お腹の奥が甘ったるい熱を持つ。
どのくらい踊ればよいのだろう。
どこまで醜態を晒せば許してもらえるのだろう。
そんな焦燥を見透かすように、部長がねっとり口を開いた。
「まさか腰を振って終わりじゃないわよね?
ちゃんと『セックス』の部分を反映してもらわないと」
「貴女が思うセックスって、腰を振って終わりなのかしら?」
ぐぬ、思わず喉がつまる。痛いところを突かれた。
確かにこれで終わりなら、観客は野次を飛ばすだろう。
「わ、かりました」
仕方なく太ももに手を這わせる。愛撫するように肌をこね回しながら、
少しずつスカートをめくりあげる。
徐々に、徐々に。劣情を誘うように、私は淫らに体を振り乱す。
あたかも交尾をねだるかのように。
くねる腰、汗ばむ肌。やがて曝け出される秘部。
照明のもとに晒された『そこ』を見て、部長は淫猥な笑みで嗤った。
「ふぅん。貴女、素質あるわね。ま、ダンスとしては全然だけど。
人前で痴態をさらけ出して、『そこ』が『そうなる』なんて」
「きっと、根っこが『淫乱』なのねー」
淫乱。その二文字の言葉を理解した時、脳が激しく揺さぶられた気がした。
「ふふ。まあ今回はこの辺にしておきましょうか。
次のゲームに移りましょ?」
部長はあっさり許してくれた。むしろ拍子抜けするほどに。
温情?ううん、そうではない事は、彼女の残忍な笑みが告げていた。
へたり込む私の耳元で、流し込むように部長が囁く。
「まあ、そんなトロトロの顔しながら
まともな勝負ができるとは思えないけどね」
「ちなみに、次負けたら……『本物のダンス』を教えてあげる。
そして、私と一緒に踊ってもらうわ」
その言葉を聞いた瞬間、自分の敗北を確信した。
だって彼女の言う通り、私の脳はもう甘く痺れ切っていて。
『トロリ』と、新しい蜜が垂れ落ちた事に気づいたから。
きっと、私は今日彼女に食べられる。
そして、本物のセックスダンサーに貶められるのだ。
(完)
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というわけで小ネタでした。
ちなみに3つお題を出してもらって、
その中からランダムで1つ選ぶという遊びだったのですが。
1:「セックスダンス」
2:「ダンスセックス」
3:「セックスダンサー」
でした。……ひどない???
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小ネタながらドキドキしました、部長のSっ気が色気をかもす
久さんかわいい
ランダムとは一体>
久「一応少しずつ違いはあるのよね」
咲「結局全部セックスで踊りますけどね……」
浮かぶのは一人のような>
久「さーてどうかしらね?」
和「何気にこれ、私でも問題ないんですよね」
咲「お好きな方でお楽しみください!」